故ブッシュ元大統領に溺愛された介助犬のサリー、母親と再会を果たし、新しい任務へ

ジョージ・H・W・ブッシュ米元大統領のひつぎの前に寝そべる、介助犬のサリー。

パーキンソン病で体を動かすことが出来なくなっていたブッシュ元大統領は、介助犬としてやってきたサリーを溺愛していたそうです。

たった数ヶ月という短い間でしたが、ブッシュ元大統領や、その家族と過ごした日々は、彼にとってかけがえのない物になったでしょう。

そして、介助犬としての役目が終わり、新しい任務を与えられたサリーは、思い出の詰まったブッシュ家と、さよならをする時が来ます。

しかし、別れがあれば再会もある。
任務を終えたサリーは、幼いころに離れた母親と再会することなったのです。

Former President’s Service Dog Is SO Excited To See His Mom | The Dodo Reunited

さよならと、お母さんと、新しい任務

2018年12月4日
惜しまれながらこの世を去った、ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領の棺に寄り添うのは、約6ヶ月、彼に付き添い続けた介助犬のサリー。

ラブラドールのサリーは、最愛の妻バーバラさんが亡くなった後、車椅子に乗ることが多くなったブッシュ元大統領の介助犬としてやってきました。

バーバラさんと小型犬を飼っていたブッシュ元大統領は、サリーが来る事を歓迎してくれたそうです。

もちろんブッシュ元大統領の家族もです。


ブッシュ元大統領の家には多くの小型犬がいました。

介助犬としての仕事がないときには、小型犬達や、ブッシュ元大統領の家族達と楽しく遊んでいたようです。

介助犬として立派に務めを果たしているサリーですが、まだまだ遊びたい盛りの2歳ですから、走り回るのはとても楽しかったことでしょう。


そんなサリーは、2016年の冬に、母ロクサーヌのもとに生まれました。

子犬の頃に母から離れたサリーは、ブッシュ元大統領の介助犬としての仕事が終わり、懐かしき母に会いに行くことになりました。


サリーがロクサーヌから離れたのは6週齢の頃。

顔を覚えているわけはないと思うのですが、会った直後からそれが誰であるのか分かっているかの様に、ロクサーヌは尻尾を振りながらサリーに近づいていきます。

サリーもロクサーヌが母であることに気づいたかのように、とても嬉しそうにじゃれつきます。

(左がサリー、右がロクサーヌです)


外に出ると、それはもう嬉しそうに走り回ります。

同じラブラドールですが、サリーの方が少しだけ色が白いように見えます
きっと、父親が白が強いラブラドールだったのでしょうね。

そういえば父親は誰なのでしょう?
母親に会えたので、いつか父親や兄弟とも会える日がくるといいですね。


ブッシュ家の広報担当をしているマグラス氏は、ブッシュ元大統領が亡くなった数日後に「Mission complete(任務完了)」というメッセージを、サリーの画像に添えて掲載しました。

しかし、彼の介助犬として仕事はまだ続きます。
ウォルター・リード米軍医療センター にて、体の不自由な退役軍人や、その家族を癒す任務を与えられたのです。


これからは多くの人を癒やし、助ける仕事をすることになったサリー。
多くの出会いがある分、別れも多くて大変でしょうが、彼らしく任務を遂行していって欲しいなと思います。

サリーに沢山の幸せが訪れますように!

海外の人々の反応を見てみましょう

・母と息子の感動の再会、サリーが可愛すぎたのが大好きだった💗

・彼は最後までブッシュ大統領の側に居たんだね。凄くいい子だ。

・立派な大統領のための立派な犬。ブッシュ大統領に彼を派遣してくれてありがとう。

・犬は人間よりもずっと忠実だよね!

・あぁ、サリー。あなたは困っている人への贈り物です。あなたが触れるもの全てを祝福して下さい!

・ママは赤ちゃんを決して忘れない。

・うわー!サリーのお母さんはすぐに彼が誰なのか分かったみたい!母って凄い!

・ 誰が玉ねぎを切ったんだい?どうして自分がこんな涙を流しながらこの動画を見ているのか分からないよ。

・これを見た後にストレスがすべて解消された気がする。ありがとうドードー!

・正直ブッシュ大統領は嫌いだったが、サリーと一緒にいる姿をみると心が温かくなってくる。

・共産党員でも民主党員でもないけど、この動画は自分を深く感動させてくれた。

・サリーとロクサーヌは会えてお互いに興奮してるね😆

・サリーが普通の犬になって、お母さんと過ごすことが出来ないのは残念な事だと思う。

・自分はサリーのことをとても誇りに思います。

・ サリーとロクサーヌにとって、最も幸せな日だったはず😊

コメント引用元・・・YouTube

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