(お願いだからこっち向かないでよ~)自宅の入り口にあらわれた巨大なヘラジカにバレないようにこっそり帰宅!

現存する最大のシカ、ヘラジカ(ムースやエルクとも)。北半球の北部に生息しており、決して珍しい生物ではないものの、何しろ肩高1.6~2.3m、体重は700㎏を超えるものもいるという巨大さです。自宅の玄関先で出くわすには、嬉しくないお相手です。

こちらの動画の投稿主さんはヘラジカの生息するアラスカ在住。その怖さはよくご存じにも関わらず、なぜか横をすり抜けてみるという大胆な選択をしました。結果としてご無事でしたが、次からは撮影よりも安全確保を第一にして!と言いたくなる一本です。

Woman Tries to Sneak Past Huge Moose Blocking Her Door

ウソでしょ、ヘラジカが来ちゃってる…

(画像はYouTube:Inside Editionより)

アラスカ州の南部ソルドトナでの出来事です。車で帰宅した投稿主さんが家の前で目にしたのは、悠然と過ごしているヘラジカ。Oh my God!です。

日本にはヘラジカはおりませんので、ヘラジカの危険度に関しては実感しにくいところがあるかと思います。アラスカ州政府のホームページによると、クマよりは危険度が低いが、例年クマで怪我をする人よりもヘラジカで怪我をする人の人数の方が多い、とのことです。本来的に危険な生物ではないものの、空腹だったり人間が何かしてしまったりすると攻撃的になるという、当然の注意が必要な生物です。



(画像はYouTube:Inside Editionより)

アラスカ在住の投稿主さんは、上記の事実はよくご承知のはず。しかし焦ったのか、「やめてよ~」とぼやきつつ、クラクションを鳴らして追い払おうとします。幸い、ヘラジカは気にも留めません。怒らせなくて一安心です。とは言え、気温は零下20度。投稿主さんとて、長く車内で待っていることはできないのです。

投稿主さんの出した解決策は、ドアまで猛ダッシュすること! 映像を見る限り、至近距離にいるものの人間に関心は持っていなさそう。刺激しなければ大丈夫、という判断なのでしょう。クラクションにも反応していませんでしたしね。



(画像はYouTube:Inside Editionより)

さすがに家に入る瞬間は、カメラの映像も乱れます。特に動物の物音らしき音は入らず、無事にお嬢さんらしき人物が映って、やれやれと胸をなでおろしました。

キャーキャー言いつつも全過程をカメラに収めていて、余裕すら感じさせた投稿主さんでした。居住者としての知恵の蓄積があってこその判断だと思いますが、本当に危ない時には撮影は諦めてね、と諭したくなってしまう一幕でした。

海外の人々の反応を見てみましょう

・危険に転じ得る動物を怯えさせない、プロのコツ:悲鳴や金切り声を最小限に抑える。できればゼロ。叫び声と急な動きが同時だと、特にまずい。動画自体は面白いけどね。

・この人、家に入る時に変な声出してたから、あれで刺激していた可能性もあるぞ。こういう時は、落ち着いて行動すれば大丈夫だから。この人は、大人しいヘラジカでラッキーだっただけ。

 ↑特にクラクション鳴らしたのがね。なんでみんな、こういう馬鹿なことをしちゃうんだろ。

 ↑真冬だしさ、お腹空いてたんだよ。自分だったら、ヘラジカの前に餌を置いてあげるな。助け合いだよ!

 ↑なんて恐ろしいことを! そうやって人なれし過ぎて、気付いたら暖炉の前に奴らが座ってる、なんてことになるぞ。

・彼女の勇気を褒め称えるよ。それ以外ない。

・こっそり通り過ぎようとしながら、キャーキャー叫ぶ…(笑)

 ↑危険な状況で、皆を死に追いやるタイプ。

・あの草がめっちゃ美味しくなければ、結末は違っていただろうな。

・ヘラジカは、草を食べてただけなんだけどねえ。まったりと。

コメント引用元:YouTube

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