60ポンド(約27キロ)もの体重だったメスのパグル(パグとビーグルの交雑種犬)『ベルタ』は、シェルターで保護されていました。
肥満の為、足を引きずるように歩き、怪我も多いベルタ。このままでは歩けなくなってしまうのでは、と心配した犬のフィットネストレーナーのメレディス・ウィレさんは、彼女を引き取る覚悟でダイエットに一緒に臨みます。
1年半にも及ぶダイエットは無事成功し、ベルタの足取りは軽くなりました。ベルタのビフォーアフターをご覧ください。
Obese Rescue Dog Can’t Stop Smiling When She Loses Half Her Weight | The Dodo Faith = Restored
「よいしょ、よいしょ、フー、疲れた~」
ゆっくりと道路を歩くベルタです。体重のせいで足取りは重く、なんだかしんどそうです。
ウィレさんとベルタです。この頃のベルタは丸々と太っています。お顔もぷっくりとしていてこれはこれで可愛いのですが、あの歩き方を見るとお散歩も長くはできないでしょうし、心配になりますね。
餌を食べるベルタです。ウィレさんはベルタの為にカロリーを計算し、高タンパク、低脂肪の食事と低カロリーのおやつをあげるようにしました。
運動メニューでまず始めたのは足に負担の少ない水中ウォーキングです。最初始めた頃はベルタはわずか5歩、歩いただけでギブアップしてしまったそうです。
少し動いただけで疲れ果ててこの有様。なんだか恨めしそうな表情です。
それでもめげずにトレーニングを続けます。2分歩いては休んでご褒美、2分歩いてはご褒美と繰り返します。ベルタの装着するライフジャケットは最初はボタンが留まりませんでしたが、徐々に痩せてくるとジャケットのボタンが留まるようになりました。
水中ウォーキングと食事制限を続けて、身軽になって来たベルタはなんと後ろ脚を使って耳を掻く事ができるようになりました。以前は全く届かなかったポジションです。
そして、1年半を経て、ベルタの体重は以前の約半分、29.6ポンド(約13.4キロ)となりました。ベルタの足取りは明らかに軽くなり表情も引き締まりました。
ウィレさんは「ベルタがやっと普通の犬のようにお散歩したり、犬の生活が送れるようになって嬉しいわ」と語っています。
専門的な知識のあるウィレさんのお陰で軽やかな足取りを取り戻せたベルタ。その姿はダイエット前とはもはや別の犬のようですね。
ベルタとウィレさんの奮闘の日々の様子はニュースサイトPeopleでも見ることができます。可愛いペットにねだられるとつい餌をあげたくなってしまいますが、長生きしてもらうためにもぐっと我慢をして適量を守り、毎日お散歩に連れて行ってあげることが大事ですね。
海外の人々の反応を見てみましょう
・年老いて肥満の犬を引き取るなんて、素敵な女性ね。
・飼い主さんがアルツハイマー気味になると、犬に何度も餌をあげちゃって肥満になるって聞いたわ。
・ベルタのピンクのお洋服、可愛いわ。
・犬の命が救われて良かった~。
・どうして前の飼い主さんはここまで太らせてしまったのかしら。
・犬のダイエット大作戦が良い感じ。
・よく成し遂げられたね。
・懸命にケアする女性に脱帽だわ。
・犬に人間の食べ物をあげないでね。
・前の飼い主さん、餌をあげすぎよ。
・やっと言えるね。「犬に生まれてよかったね。ベルタ」
コメント引用元:YouTube