アメリカのノース・カロライナ州でジャーマンシェパードがライム・グリーンの子犬を生んで、大きな話題になっています。
猛烈な食欲だというこの子犬ちゃんは、アメリカン・コミックのヒーロー(緑色)にちなんで「ハルク」と名付けられ、可愛がられています。
獣医さんによる着色の仕組みと併せて、ご紹介します。
Family dog gives birth to green puppy lovingly named ‘Hulk’
緑色?黄色?名前は「ハルク」です
アメリカ合衆国ノース・カロライナ州にお住いのシャナ・ステイミーさんの飼い犬、ジャーマンシェパードのジプシーちゃんに、緑色の子犬が産まれました。
予定通りの順調な出産でしたが、4匹目だけ緑色だったのです、とシャナさん。
ちょっとパニックになったそうです。
ABC7のインタビューで動物病院の方が着色の原因を説明しています。
犬の胎児はそれぞれに羊膜に包まれていて、羊水の中に胎便が出てしまった場合、今回のような着色が起こりえます。
珍しいことではなく、特に地毛が白い場合は色が染まりやすいそうです。この 胎便からくる着色は、いずれ落ちてしまうそうです。
緑色で食欲旺盛というところと、ヒーローにあやかりたいということで「ハルク」と名付けられた緑色の子犬ちゃんですが、何度かシャンプーしたせいで最近は色が抜けてきて、黄色に近い色合いになっています。
「グレムリンとかも考えたんだけど、今はピカチュウかしら」と、飼い主のシャナさん。子犬ちゃんたちは引き取り手を探すそうなので、ご一家はこの特別なワンちゃんとの貴重なひと時を楽しく、大事に過ごしています。
鮮やかなライム・グリーンのワンちゃんとは、驚かされますね。緑の色は胆汁由来だそうですが、胆汁はもっと暗い色かと思っていました。
アニメや漫画ではなく、本物の生きているワンちゃんがこんな鮮やかな色をしているなんて、見ているだけで楽しくなります。シャナさんたちが、ピカチュウ風を含め色々な写真を撮ってくださるようなら、ぜひ見てみたいです♪
海外の人々の反応を見てみましょう
・ホンモノの光るポケモンだ!
・ピカチュウ?
・目がおかしいの? これ、黄色だよ。
・食用色素で染めたんじゃないの?
・着色ではないよ。羊水の中のビリベルジンによるものだよ。調べてみて。
・アイルランド人の血を感じさせるね。