ケガをしたのは、アメリカ、カリフォルニア州ベイカーズフィールドで行われた自転車ロードレース「Rock Cobbler」の標高約2キロメートルで全長約130キロメートルのコースを走行中の3人の選手です。このコースでは普段から多くの野生動物を目にすることが出来ますが、今回のレースでは目にするだけにとどまらず、怒った牛に選手が攻撃を受けてしまいました。
アメリカのメディア「KMPH FOX26 NEWS」が伝えたニュースをご紹介します。
Bull attacks bicyclist during race
牛のタックルを受けたTonyさんにインタビュー
怪我をした3人の内の1人であるTony Inderbitzinさんは自転車で走行中にこの写真を自撮りした3分後に、野生の牛に襲われる事になります。
道を歩いている野生の牛さん。気配を感じ振り返ると自転車で人が向かってくるとわかると、「私のテリトリーに入るなよ!」っと臨戦態勢になりタックルをお見舞いします。
Tonyさん:
「道に何かがいるなーとは思っていました。しかし、それが通常の牛ではなく攻撃的な牛と認識できなかった事が間違いでした。私はいつもレース中に牛に出くわしますが、牛まで10メートル位になったとき、今回の牛はくるりと後ろを向き、突進してきました。私が身構えるのに1秒位しかなかったです。」
一度突進しただけでは終わらず、追撃のタックルをお見舞いしています。実際、かなりダメージをくらっているようです。
Tonyさん:
「かなり痛かったです。今までの人生で一番の痛みです。攻撃を受けた直後は首がかなり痛かったです。今は痛みの中心は腰です。」
この自転車ロードレース「Rock Cobbler」の創始者であるSam Amesさんは次のように述べました。
Samさん:
「公式の見解として、イベントでは悪ふざけが好きですが、今回はハプニングであり、我々は野生の牛の近くを走行する事は許容しておりません。9年間多くの野生の牛を見てきましたが、牛に関わった全ての選手は無事であり、今回ケガをした3人のうち2人はレースを完走できていました。とはいえ、今回の出来事で笑い事ですませる事ができましたが、選手の安全は最優先なので、翌年はコースのルートを必要に応じて見直すでしょう」
今回はTonyさんは大事に至らず良かったですが、一度ではあきたらず二度目のタックルをしてくる牛さんもあっぱれでした。なるべく野生の牛には近づかないのが一番ですね。
海外の人々の反応を見てみましょう
・これは全く新たなレベルの愚かさだな。雄牛に真っ直ぐに突っ込むなんて。😶
・これは私が外に行かない理由です。
・もし今も彼の首と腰に痛みがあるなら、今後も傷み続けるでしょう。腰椎のケガが改善するの事は稀です。
・人々はいつも5分のフレームでニュースを聞きたがっています。
・なんてこった。生意気な雄牛だな。
・ニュースキャスターは興奮しているようですね
・🐂イエーイ、ここにいるよー、こんにちは
・これはあまり賢くないですね
コメント引用元:YouTube