生後2週間で川渡り!群れで大移動中に溺れそうになる我が子を助けに戻る母トナカイ

北アメリカに生息するトナカイ(カリブー)は毎年冬になると餌を求め、群れで南の方向へ移動します。その総距離はなんと2500キロ以上もあると言われています。

カナダ、ケベック州北部で大移動中のトナカイの親子が川渡りの途中にピンチの場面をむかえてしまいます。果たして親子は無事に川を渡ることが出来るのか…。壮大な自然界の映像を公開するアメリカのYouTubeチャンネル「Love Nature」からご覧ください。

Mother Reindeer Comes to the Rescue for Drowning Baby

大人に必死について行く赤ちゃんトナカイ

(画像はYouTube:Love Natureより)

大人の群れと一緒に移動する赤ちゃんトナカイ。大人のトナカイでも命をかけた長距離移動がこの赤ちゃんにとってどれほど大変なものなのかは、想像を絶します。

移動の中でも最も危険とも言える川渡り。一歩違えば川に飲み込まれてしまいます。



(画像はYouTube:Love Natureより)

トナカイはとても脚力が強い動物で、生後わずか一日目の赤ちゃんでもオリンピック選手を追い抜く速さで走ることが出来るといいます。



(画像はYouTube:Love Natureより)

トナカイの母と子の絆は深く、赤ちゃんは視覚、聴覚、臭覚で母親を認識し、出来るだけ離れず、いつも側で行動しています。

トナカイの群れの繁栄は子育てに懸かっており、季節の大移動で命を落とさないこともとても大切なのです。



(画像はYouTube:Love Natureより)

何千キロにも及ぶ移動で、肉食動物に襲われる事よりも危険だという川渡り。毎年何百匹ものトナカイがここで命を落としてしまいます。




(画像はYouTube:Love Natureより)

トナカイは泳いで川を渡りますが、この赤ちゃんにとっては初めての経験で、だんだんと群れから遅れをとってしまいます。母親からはぐれても、他のメスのトナカイは面倒を見てくれません。



(画像はYouTube:Love Natureより)

群れからもそして母親からも遠く遅れてしまい、鳴き声で知らせようとする赤ちゃん。

流れが強くとても泳ぎにくそうで、いつ溺れてしまってもおかしくありません。



(画像はYouTube:Love Natureより)

が、ここで、我が子の方へ戻ってくるお母さん!



(画像はYouTube:Love Natureより)

赤ちゃんが流されてしまわないように、下流側に寄り添います。

そして無事岸へと辿り着くことが出来ました!

しかしこれで終わりではありません。この先にはまだいくつもの川やその他の危険も待ち受けているのです。

自然の厳しさを感じ、そして動物の親子の絆の尊さに心打たれる貴重な映像でした。

海外の人々の反応を見てみましょう

母の愛より素敵なものはないよね。

この無垢な動物たちに神のご加護がありますように🙏

良いお母さんトナカイね!!

”良い”じゃなくて”素晴らしい”だよ。

振り返って!子供の声が聞こえないの?ああ良かった…戻ってきた…ああああって感じだったわ🥰良いママね。

ワオ、こんなに広い川だとは想像してなかったわ!😳岸に渡れて本当に良かったわ。頑張ったわね!👍

おいおい、可愛いトナカイだな…!😊

カメラマンはボートにのってだんだよね?

このBGMは良いけど、全然合ってないよ。

頑張ったね、ママ。

コメント引用元:YouTube

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