アメリカ、カリフォルニア州にあるドッグシェルターでは、決められた期間内に里親が見つからないと安楽死させる決まりがあります。そのシェルターに捨てられた2匹の犬、AJとブルーはシェルターに来た日からずっと悲しみに暮れ大粒の涙を流しました。
その2匹の犬の様子を見たシェルターのスタッフは彼らの里親を必死で探します。感情で涙を流すのは人間だけともいわれていますが、この2匹は違ったのかもしれません。悲しそうなワンちゃんの瞳をご覧ください。
Devoted dog couldn’t stop crying at the shelter after he realized that he had been abandoned
「悲しくて、悲しくて堪らないのさ」
最初に登場するのはAJという名前のワンちゃんです。AJは前の飼い主さんに連れられてシェルターに来ました。シェルターにやって来た当初からこの表情をしていたそうです。
シェルターの内部の様子です。AJはここに来た意味が分かったのでしょうか。
他の犬と異なるこの表情のAJに同情したシェルターのスタッフは、SNSを利用してAJの動画を流し、AJの里親探しに奮闘します。そして彼らの頑張りのおかげで、AJは新しい飼い主さんと出会うことができました。
現在の飼い主さんとお散歩をするAJです。無事に飼い主さんが見つかって良かったですね。
続いての犬はピットブルのブルーです。前の飼い主さんは引っ越しに伴い彼を育てられないため、シェルターに連れて来ました。シェルターに来てからブルーは食事も食べず、涙が止まりませんでした。スタッフは何かのアレルギーかと思ったそうですが、そうではありませんでした。
ブルーの止まらない涙を目にしたスタッフは彼の里親探しに奮闘しました。そして、現在の飼い主さん、ジェニファーさんと出会う事が出来ました。
ブルーはそれ以後涙を流すことはなく、ジェニファーさんと幸せな日々を送っているそうです。
ペットサイトHONEST to PAWSには、ジェニファーさんとブルーとの格闘の日々が綴られています。ブルーはジェニファーさんと家に帰ってもジェニファーさんを飼い主さんとは認めず、前の飼い主さんを探し続けたそうです。しかし、一緒に暮らして3日目くらいから徐々に打ち解けて来たそうです。
新しい飼い主さんの元で幸せに暮らすAJとブルー。彼らに沢山の素敵な時間が訪れることを願っています。
海外の人々の反応を見てみましょう
・2匹の残りの人生が幸せなものになりますように。
・時に人間は残酷な事をしているわ。
・うちの犬は家族同然さ。こんな目に遭わせるなんて信じられない。
・動物にも深い感情があるのよ。
・なんて可哀相なワンちゃん。犬は私にとっては人生そのものよ。
・これ見て思わず泣いてしまった😢でも幸せになって良かった。
・動物は純粋な感情の持ち主よ。
・彼らになんの非もないね。
・この現実を知ることも大事よ。
・トレーニングが必要なのは人間の方かもね。
コメント引用元:YouTube