アメリカで動物保護活動をしているシーラさんは、メキシコのティファナにある野良犬の保護施設を訪れます。女性がたった一人で200匹以上もの保護犬の世話をしていたこの施設の今後のサポートと、出来る限り多くの犬たちを引き取ることが来訪の目的でした。
何匹もの保護犬たちがいるなかで、特に心配な状態だった老犬、ソルにひと目で運命を感じたというシーラさん。彼女は個人的にソルのお世話をすることに…。心温まる動物関連の動画をシェアするYouTubeチャンネル、 The Dodoからどうぞご覧ください。
16-Year-Old Dog Finally Finds His Family | The Dodo Faith = Restored
信頼しているかのようにシーラさんにもたれかかるソル
ティファナの施設で、初めてソルに出会ったことを今でも覚えているというシーラさん。立ち上がることも出来ず、目も開けられず、何かにもたれ掛からないと座ることも出来ない状態だったそうです。
しかし人に心を閉ざさず、助けを求めているかのようなソルに、シーラさんは運命を感じたそうです。
「(この施設のオーナーは)ここの犬達を愛していたし、努力もされていたんですけど、200匹以上もの犬を一人で面倒を見るのは…。この子は他の場所で世話をしたほうがいいと思ったんです」と、シーラさん。
すぐにでもソルをアメリカの自宅に連れて帰りたかったそうですが、まずは現地の動物病院に連れて行くことに。
ボランティアのアレックスさんとアレクシスさんが1週間、ソルのお世話をしてくれることになりました。
病院の行き来をしたり、ソルをお風呂に入れるなど、愛情を持ってお世話をしてくれたアレックスさんとアレクシスさんに、ソルも心を開き、とてもリラックスした日々を過ごせたようです。
1週間後、お迎えに行ったシーラさんをソルは覚えていたかのように、体を委ねてくれたそうです。
しかしシーアさん自身が初めてソルを動物病院に連れて行った日、ソルは歩道で転倒してしまったそうです。
通りすがりの男性に手伝ってもらい、なんとか病院の中まで運べることができたものの、ケガをしてしまったソルを見て、死んでしまうことをも覚悟するほどシーアさんは心配したそうです。
ケガが治るまで安心できない状態でしたが、少しづつ回復し、また歩けるようになったソル!
「ティファナでの16年が、ソルを強くしたのかもしれませんね」とソルの強さに感心するシーラさん。
ケガが治ったら、次はソルに一生を共に過ごす新しい家族を見つけたいと考えていたシーラさん。
「この子には24時間一緒に過ごせる家族が必要だと思ったんです。私が一緒に暮らしたかったんですが、保護活動で忙しくしているので、どうしても無理で…」
引き取り手を探していた時、シーラさんの近所に暮らすお友達のモリーさんが手をあげてくれました。
ソルともすぐに打ち解けたモリーさんに「夢のようだと思いました!近所なので私もソルに会いたくなったらすぐに会えますし」
2人のお母さんに見守られ、ソルもやっと心休まる日々を過ごせるようになりました♪
「ソルになんでここまで愛情が湧いたのか、説明するのが難しいんです。みんなこの子に魅力を感じていると思います。本当に魔法のような魅力があるんです」とソルへの愛を語るシーラさん。
16歳で、やっと一緒にいて安心できる家族ができたソル。少しでも長生きして幸せな日々を送って欲しいです!
シーラさんの活動はインスタでもシェアされています。気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪
海外の人々の反応を見てみましょう
・保護する場所からも保護してるのね…誰か彼女の助けをしてあげて。かわいいワンちゃんね!
・折れた足で歩く場面をみるたびに心が痛むよ。
・ソルは本当に魔法のように魅力的ね。16歳の大切な老犬が救助されてよかったわ。本当にもたれかかってるようね。
・おじいちゃんのワンちゃんに家族が見つかって本当に嬉しいわ。大きくてフワフワね。すごく大きな変化よね!
・毎日泣かせてくるのはやめてくれない?こんなに心温まるもの、たえられないよ!
・買わずに、養子をもらう。お金儲けのためのブリーダーから買わなくても、愛を必要としている動物達はたくさんいるわ。
・老犬には毎回やられる。
・こんな人たちがいることが嬉しいわ。
・足の問題が良くなるといいわね。とても痛そうだわ。
・右足はなんでそうなったんだろう?
コメント引用元:YouTube