イギリスに暮らすゴールデンレトリバーのヒューゴ君は、吠えるゴールデンレトリバーとして有名です。吠えないので番犬には向かないと言われることもある犬種なのに、オペラ歌手の歌がかかると、歌への愛が炸裂してしまうのです。
いそいそとテレビ画面に向かい、歌手の一員であるかのように同調する愛嬌溢れる姿をご覧ください。
Opera Dog Singing with the Three Tenors “O Sole Mio” the 4th Tenor?
盛り上げるよ…「ワォ~~ン!」
こちらは、オペラ大好きゴールデンレトリバーのヒューゴ君です。オペラ歌手の歌に合わせて吠える「オペラ犬」として話題になり、居住地のイギリスではテレビ出演も果たしたとのこと。
お昼寝中なのか横になっていたヒューゴ君ですが、『オー・ソレ・ミオ』の前奏が流れ始めた途端、ガバッとテレビの方を向きます。
ところが、起き上がった後はそれほど興味がない様子。歌手は以前の投稿動画でノリノリで歌っていた『誰も寝てはならぬ』の時とおなじく、ルチアーノ・パバロッティ氏なのですが。再び、ペタッと座り込んでしまったヒューゴ君です。
ちなみにこちらの動画で並んでいる3人の男性歌手は、「3大テノール」として1990年~2007年の間に数々のコンサートで活躍した、テノールの花形歌手のお三方です。左から、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パバロッティ氏です。それぞれに華のある主役級の歌手が勢揃いするコンサートは圧巻の一言で、世界的な人気を博していました。
中央のホセ・カレーラスの「ルチアーノがマイクを放さないよ」というジェスチャーを受けて、飛び入りをするプラシド・ドミンゴ。サビの『オー・ソレ・ミオ」をパバロッティから奪ってしまいました(笑)
注目すべきは、突然一緒に歌い出すヒューゴ君! 実はドミンゴ派だったのでしょうか?
「一人だけまだ、歌っていませんけど?」と、次の一節を継いだカレーラスは無視して毛繕い…
ヒューゴ君は歌手、またはメロディーに趣味がはっきりしているのかと思わされましたが、どうやら力強く歌う箇所が好きなようです。
一番最後の部分など、ヒューゴ君も観客の熱いまなざしを受けているかのように歌い上げていました。飼い主さんのおっしゃるように、「第4テノール」として参加しているのかも知れません! 可愛いですね。
テノールに限らずコロラトゥーラ・ソプラノにも意欲満々のヒューゴ君の姿は、YouTubeに投稿されています。また、Instagramには小さな子犬だったころの愛らしい写真もたくさん投稿されていますよ。
海外の人々の反応を見てみましょう
・この子が待機して耳を澄ませて、タイミングを見てついに参加する様子がいいね。スター歌手だよ!
↑僕と同じ! 同じところで参加するんだ~
↑うちの猫はビゼーが好きだよ。
・ヒューゴは、パバロッティを認識してるよね。
↑前世がテノール歌手なんじゃないかな。
・このワンちゃんは、貴重な金のようだ。
↑あー、確かに「ゴールデン」だよね(笑)
・今どきの人々よりも良い音楽の趣味をしている。
・出番が来るまでは横になって待っているんだね。
コメント引用元:YouTube