「世界で一番きれいな鳥は…わたし♪」自分に飾りつけをするインコにビックリ

中国の人民日報に取り上げられたこちらのインコさん。「鏡よ鏡、鏡さん。世界で一番美しい鳥は誰?」と紹介文が始まります。

よくよく見ていると、ちぎった紙を自分の羽根の根元に差し込んでいるんですね!

どのような経緯でこのインコさんがこのような行動に出ているのか、説明がないのが残念なのですが…まずはご覧下さいませ。

This adorable pet parrot has a desire to look attractive. Can you blame it?

鳥だって、お洒落がしたいのです

(画像はYouTube:People’s Daily, China 人民日报より)

可愛らしいルチノー種のインコさんが、紙を一生懸命に切り取っています。チョキチョキ~と器用に気細長く切り出していて、感心します。巣作りの季節でしょうか?


(画像はYouTube:People’s Daily, China 人民日报より)

鳥さんは飛び立つことなく、なんとその場で帯のような紙を自分に着け始めました!!! 器用さにもビックリですが、自分に着けるという行動そのものに、目が点になってしまいます。

この動画を紹介している人民日報YouTube版では、「装飾を凝らしています」というキャプションがつけられています。


(画像はYouTube:People’s Daily, China 人民日报より)

確かに尾が伸び、広がってクジャク的な美しさが加わってきたような気がいたします。メスにアピール中のオスなのか、お洒落さんのメスの鳥さんなのか…どちらにしても可愛らしいですね。

とここで、人民日報には書かれていない種明かしを。コザクラインコの(主に)メスは、巣材を尾の辺りに差し込んで持ち運ぶ習慣があることで知られています。

人民日報ではこの鳥さんは「parrot(インコ・オウム)」としか紹介していませんので確信をもってコザクラインコのメス、とは言い切れませんが、白雪姫を引用していますし、メスと見当をつけていそうです。

途中で落とす確率も高そうで気を揉みますが、それにつけても本能というのは凄いものだと感心せざるを得ません。こちらの鳥さんが、素敵な巣を作れますように♪

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