「辛うじて見えた舌で犬だと判断できた」約3キロもの毛に覆われたシーズーが保護され別犬のように生まれ変わる!

アメリカ、カンザス州で動物保護活動を行っているKC Pet Projectで、約3キロもの毛に覆われた一匹のシーズーが保護されました。サイモンという名のこのワンちゃんは、大量の毛によってシーズーでは考えられないほどの重さになっていたそうです。

長年放置され伸び切った毛が汚れて塊になり、見ただけでは犬だとも分からないほどでしたが、グルーミングにより大変身!さらに引き取り先も見つかります。アメリカの朝の人気情報番組「Good Morning America」のYouTubeチャンネルより、ご紹介ます!

Matted Dog has an incredible transformation haircut l GMA

汚れきった毛の塊の中でなんとか生きていた尊い命

(画像はYouTube:Good Morning Americaより)

推定11歳のシーズー、サイモンくん。KC Pet Projectで保護されるワンちゃんのなかでも最悪と言えるレベルの毛の状態だったそうです。

サイモンくんを覆っていた毛の量はなんと約3キロ!毛を合わせた体重は約9キロもあり、シーズーでは考えられない重さです。汚れた毛をすべて取り除くのに2時間もかかったといいます。



(画像はYouTube:Good Morning Americaより)

無事に毛は取り除かれたものの、長年重い毛を引きずっていたサイモンくんは、歩き方がおかしくなってしまっていたそうです。



(画像はYouTube:Good Morning Americaより)

ぱっと見、犬だと気づけませんが、サイモンくんを発見しKC Pet Projectに連れて着た方は、辛うじて見えた舌で犬だと判断できたのだとか!



(画像はYouTube:Good Morning Americaより)

毛がさっぱりなくなった後も、ペロペロと舌を出すクセは抜けないようです♪

動物病院併設の施設で一週間過ごしたあと、引き取り先が見つかったサイモンくん!映画「X-MEN」好きの新しいご家族のもとでローガンくんとして新しい人生を生きることに。

はじめは少し緊張していたようですが、だんだんと新しい家族に心を開いていったローガンくん!今では定期的にグルーミングに訪れ、他の3匹のシーズーと共に幸せに暮らしているそうです♪



(画像はYouTube:Good Morning Americaより)

ワンちゃん達、とくにシーズーなど、毛が自然と抜けにくいシングルコートの犬種にとっては皮膚病などを防ぐためにも、毛の定期的なお手入れはとても重要です。

「毛に覆われていて、体温を測ることも出来ませんでした。食事もトイレも、どうやっていたんだろうと想像もできませんでした」と、3キロもの毛に覆われ生きていたのは奇跡だとも言えると、スタッフの女性もお話されています。

”可愛い、癒される”だけでは語れないのがペットのお世話。生き物を飼う前に排泄物をきちんと処理できるのか、お金や時間に余裕があるのかしっかり考えなければなりませんね。

海外の人々の反応を見てみましょう

・最初は幸せになりたいけどなれないワンちゃんだったけど、最後は開放されて幸せになった姿を見れて良かったわ。

・この子をこんな目に合わせた人が誰であれ、動物虐待で罰せられるべきさ。

 ↑まさにその通り。

 ↑同じことを考えた。飼い主はどうすればこんな状態にできるのか。

・強い子だったんだね。

・この子のお世話してくれてありがとう!神の御加護を!

・可愛いワンちゃん🥰前に毛が伸びすぎたワンちゃんの動画を見たけど、その子は足を失ってたわ。血が止まっちゃって足が壊死したのよ。その足さえも毛にからまっちゃって。ひどかったわ。

・愛されてるね❤🐕

・美女と野獣にでてくるオットマンの犬みたい(笑

・かわそうに。

コメント引用元:YouTube

最新情報をチェックしよう!