フロリダ州に住むサバ白猫のダックちゃんは、前脚がありません。野良猫だった子猫の頃に事故に遭い、動物病院に運ばれたものの切断を免れなかったのです。
病院の関係者宅に引き取られたこの子猫は、ヨタヨタと歩く姿からダック(あひる)と名付けられました。しかしまだ幼かったことが幸いしてか、すっかり後ろ足二本の暮らしに適応し、今では「ティラノサウルスのよう」と言われるほどアクティブな猫ちゃんに。仲良しの先住犬たちとの暮らしを覗いてみましょう。
This Tiny Kitten Grows Up Racing Around Her House Like A T-Rex | The Dodo Cat Crazy
アヒル? ティラノと呼んで欲しいわ
今回の動画はthe Dodoからの、アメリカのフロリダ州セントピーターズバーグに暮らす、とても可愛らしいサバ白の子猫ちゃんと、同居のワンちゃん達の暮らしのご紹介です。
この子猫は野良猫だった頃に事故に遭ったらしく、怪我をしていたところを善意のある方が動物病院に連れて行ってくれました。残念ながら前脚は切断することになりましたが、一命を取り留めました。
病院の方が里親を探そうとご兄弟のコーディさんのところに連れて来たところ、一日の内にコーディさんは子猫を引き取ると決心したそうです。
前脚の無い体でバランスを取ろうと歩く姿がまだヨタヨタしていたため、名前はダック(あひる)になりました。しかしダックは立ち上がろうという気概があり、実際うまくバランスを取るようになったのです。
その後はスクスクと成長し、家じゅうでジャンプをしたり駆けまわったりと、すっかり元気になりました。コーディさんの形容によると、身をかがめて動くときはティラノサウルス、直立して動くときはウサイン・ボルトのようだそうです。アヒル歩きだったのは怪我の直後だけだったのですね。
紙袋に大張り切りで突進して来たり、上手に後ろ足だけでソファに飛び乗ったり、コーディさんを探して家じゅうを活発に動き回ったり、元気いっぱいに過ごしているダックちゃんです。
こちらが3匹の先住犬の皆さんと勢揃いの図です。「ダック」のポーズの仲間もいますね!
体格的に劣るせいか疎外感を味わっていたらしきフレンチブルドッグのビミニは、ダックちゃんととても仲良しになりました。同じぐらいの大きさの仲間ができて嬉しかったのだろうとコーディさんは言います。
ダックちゃんとビミニはお互い離れがたく、コーディさんはダックちゃんが来てくれて本当に良かったと思っているそうです。コーディさん自身にとっても、「どうしてこの子を愛さずにいられるでしょうか」と言うほどの大切な存在になったダックちゃんでした。
コーディさんのインスタグラムで、ダックちゃんはcatosaur(osaurは恐竜という意味)と紹介されています。コーディさんはきっと、ティラノサウルスみたい!と目を細めながらつけたニックネームなのだろうと思うと、気持ちがほっこりします。
最近はグース(鴨)という名の子猫も加わった様子のコーディさん宅ですが、今後も動物たちの温かい関係が広がってくれたらと思います。
海外の人々の反応を見てみましょう
・『ジュラシックパーク』猫編
↑『ジュラシックパーク』可愛い編
↑『ジュラシックパーク』完璧編
・ハリウッドの人たちは、ジュラシック・パークの次の映画のために彼女を雇うべきだ。
・人々:お宅の猫の名前は? 飼い主さん:ダック。 人々:いや、これ猫だから。
・素晴らしい猫だね。生命力と喜びに溢れている。
・本当に。「どうしてこの猫を愛さずにいられるでしょうか」で全て言い尽くしているよ。
・この猫ちゃんの体幹は大したものだ。
・ダック:前世がワラビーだったってこと、知らないでしょ~。
・バランスを取るには、尻尾が重要だよね!
コメント引用元:YouTube