テキサス州オースティンにあるトラビス湖。穏やかな空気が流れるこの場所でドラマは生まれました。
この湖の近所に住むジャスティンさんは自前のボートでクルージングをしようとしていたところ、子鹿が湖で溺れている状況に出くわします。
どうやら近くにいた女性の飼い犬が子鹿を湖畔に追いやり、怖がった子鹿は水の中に入り向こう岸まで泳いで逃げようとしますが、とても子鹿が泳げる距離ではなく、途中で溺れてしまったようです。
Guy Rescues Baby Deer From the Middle of a Lake | The Dodo Wild Hearts
溺れている!助けなければ!
急いでボートを準備し、救助に向かうジャスティンさん。自分自身も少しパニック気味になりながらも、ボートを寄せて必死に子鹿を抱き上げます。
ジャスティン「かわいそうに、疲れ果ててる。あのままではあと少しも持たなかったな。もう大丈夫、心配いらないよ」
救助してすぐに心臓が動いていることを確認しますが、子鹿は憔悴しきっていてぐったりしています。
しばし近くの公園で休ませることにしますが、子鹿の体力はなかなか回復しません。
この弱った状態で置き去りにしてしまうと、別の犬やコヨーテなどに襲われる可能性も高いので、一度家に連れて帰ることにしたジャスティンさん。
ちなみに意外にワイルドな風貌ジャスティンさん。
ジャスティンさんの家に着くころには大分元気になってきた子鹿。表情も心なしか明るくなったように見えます。
このまま回復すれば夕方に湖畔に戻って子鹿を離し、お母さん鹿が見つけてくれるのを願うばかりとジャスティンさん。
夕方に湖畔に戻ると子鹿は元気を取り戻し、ジャスティンさんのトラックの荷台の上にしっかりと立つことが出来ました。
ジャスティンさんが子鹿を抱え、恐らくお母さん鹿と離れてしまった辺りの茂みに向かうと、ジャスティンさんの腕の中で足をバタつかせる子鹿。
ジャスティン「そうだ!その勢いだよ、元気になって良かった!」
茂みに離すと、一瞬ジャスティンさんの方をじっと見た子鹿は勢いよく駆け出していきました。
ジャスティン「気を付けてお母さんを探すんだぞー!」
そしてその夜、二人が別れた茂みの近くで親子の鹿が仲良く歩いている姿が…!どうやら子鹿はお母さんと再会することが出来たようです。
溺れている子鹿を湖の中から助けるだけではなく、他の動物に襲われたりしないように一旦保護をするというジャスティンさんの知恵と勇気があったからこそ、この子鹿は命を取り留めることができました。
ジャスティンさんの大きな心を見習いたいですね。
海外の人々の反応を見てみましょう
・あ~なんて可愛いの。お母さんのところにちゃんと戻れて良かったわ。
・動物を救出して逃がすときにこちらを見るのってやっぱり「ありがとう」って言っているのかな
・この子鹿バンビみたい!助けてくれてありがとう
・夜になるまで待ってお母さん鹿と再会するのを見届けてくれてありがとう!すごく心配だったわ。
・お母さん鹿「どこにいたの?」子鹿「人間鹿に助けられたんだ」
・お母さん鹿「今日はどんな日だった?」子鹿「信じられないと思うけど、ユーチューバーになってたくさんのフォロワーが出来たんだ!」
・子鹿にとても親切にしてくれてありがとう。この子がママを見つけることができて嬉しいです。神のお恵みがありますように!
・あなたは私のハートを溶かしました。子鹿がママを追いかけているのを見てキュンとなってしまいました。
・なんてすごい結末だ!ママが帰ってきた!君はあの子鹿のエンジェルだ!
コメント引用元・・・YouTube