アメリカのカリフォルニア州フォンタナで、鷹に追われたワカケホンセイインコが警察署長さんの執務室に逃げ込んでくる珍事がありました。元々は人に飼われていたそうですので、このワカケホンセイインコさん、悪者に追われたときに助けを求める場所を知っていたのかも?
署長さんは突如鳥の狩りに巻き込まれ、さぞかし驚いたことと思いますが、ご覧の通りインコは無事に救出されたのでした。優し気に微笑むグリーン署長のご活躍を拝見しましょう。
Parrot Flies Into Police Chief’s Window to Escape Hawk
鷹に追われる鳥が署長室に飛び込んできた!
2021年1月27日の出来事です。カリフォルニア州フォンタナ市にあるフォンタナ警察署の署長室に、窓から1羽のワカケホンセイインコが飛び込んできました。このインコは鷹に追われていたのです。
インコさんの選択は正しかったのです。グリーン署長は即座にインコを助けに行きました。鷹を追い回して部屋から追い出し、インコさんを保護したのでした。鷹の方は、その後も窓の外に止まっていたそうですよ。
フォンタナ警察署の発表によると、どちらの鳥にも怪我はないとのことですが、グリーン署長はどのように鷹を誘導した、もしくは戦ったのでしょうね? 残念ながら、そのシーンの映像はありません。こちらの映像では、飼い犬を襲われた飼い主さんが、鷹をクッションで叩いて撃退していますが、署長室の室内では苦労されたことと想像します。
This afternoon, a parrot 🦜 was being chased by a large vicious hawk, and flew into Chief Green’s office window. Chief…
City of Fontana Police Departmentさんの投稿 2021年1月26日火曜日
無事に保護した後は、このインコのことを行方不明になっているペットのデータベースに登録し、フォンタナ警察署のFacebookでも広く告知したのでした。
幸い、飼い主さんはすぐに見つかり、引き取りにやってきました。そこで判明したのが、グリーン署長とこのワカケホンセイインコの共通点。このインコの名前は、スペイン語で「緑」を意味する「ベルデ」だったのです! グリーン署長のところにやってきたのも、ご縁があってのことだったのですね。
ベルデ君は、ちょっとの隙に逃げ出してしまったそうです。日本ではワカケホンセイインコの野生化が問題視されたりもしますが、野生化して生きていける個体もあれば、すぐに命を落としてしまう個体もあるのだと実感させられます。
優しそうな署長さんのいるフォンタナ警察署に逃げ込むことが出来て、ベルデ君はラッキーでした。できるだけ自由に過ごさせてあげたいけれど、外で危険な目には遭わせたくないし、ペットを飼うというのも大変なものですね。
海外の人々の反応を見てみましょう
・鳥「お巡りさん、殺人未遂を通報いたします!」
↑最低でも「付きまとい」は成立するよね。
・ただの偶然じゃん。
↑そうだけど?
↑だね。鳥はガラスが見えないから、もし窓が閉まっていたらガラスに激突していただろうね。そして、鷹に食べられるのとは違った要因で死ぬことになっただろう。
・インコ程度の大きさの生き物にとって鷹に追われるなんて、どれほど恐ろしかっただろう。ラッキーだったね!
・警察の人の名前が「グリーン」だったというのが、もっとこの話を素敵にしているよね。運命を感じる。
・この鷹と話がしたいね。
・「残忍な鷹」? 笑わせんな。ベジタリアンの鷹と比較してるってのか?
コメント引用元:YouTube