アメリカのイリノイ州シカゴのシェッド水族館は、2020年3月に臨時の休館が決定してすぐに、お客さんのいない館内でペンギンさんたちのツアーを催し、話題になりました。
その後も単独ツアーを行っている様子で、最近のツアーではウェリントン君というペンギンが参加者に選ばれたようです。
ちょこちょこ歩き回るウェリントン君に、楽しそうに寄ってくるベルーガの皆さん。まるで元からのお友達のように見えてしまう、普段は顔を合わせることのない水族館の仲間たちです。楽しげな様子をアメリカのニュースチャンネルCBS Miamiからご覧ください。
WEB EXTRA: Penguin Meets Beluga Whales
うわぁ、ここはどこだろう?
興味津々で足早に歩いているこちらのペンギンさんは、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにあるシェッド水族館のウェリントン君。よその水族館に移送されてきたわけではありません。
臨時に長期休館が決まったため、水族館の皆さんがペンギンさんを館内ツアーさせているのです。休館直後に何匹かのペンギンが、パタパタと館内を歩き回る映像は、世界中で注目を浴びました。
今回映っているのはウェリントン君一人のようですが、近寄ってくるベルーガは目に入っているのでしょうか。
ウェリントン君、ベルーガには気付かず、前ばかりを見ています。ベルーガの方は、横目にウェリントン君を捕らえている様子です。
ベルーガは身を翻してウェリントン君の方に戻ってきました。ウェリントン君に興味があるようです。ウェリントン君も動きには気付いたようですが、また館内探検に戻ってしまいます。
一瞬ですが、ベルーガとウェリントン君が向かい合う瞬間も。ウェリントン君の方は、ベルーガのことは特に気にならないようで、じっと見ることはありません。
珍客を眺めに来るベルーガの数が増えても、お構いなしにすたすたと歩いていきます。
明るく光っているからでしょうか、ベルーガの説明の方はじっと見つめています。
再び探検に動き出したウェリントン君には、またしてもベルーガが追いかけてきます。それでも、じっと見つめる大きな仲間より、高いところまで見まわして全体像の把握に努めるウェリントン君なのでした。
館内ツアーでは、知能の高そうなベルーガには逆に観察されてしまっているペンギンさんですが、全く気にすることもなく飄々と自分の好きなように楽しんでいるところが可愛いですね。
ベルーガにとっては見慣れた水槽の向こう側ですから、普段いない生物がいるとすぐ分かったのでしょう。好奇心いっぱいで首をかしげて見つめる姿が、こちらの気持ちも楽しくしてくれます。
ガランとした館内は少し寂しい気もしますが、ちょっとした自由時間を海の生き物たちも楽しんでくれたらと思います。
海外の人々の反応を見てみましょう
・ベルーガは興味深い生き物だ。クジラの中で唯一、頭をもたげたり、下げたり、左右に振ったりすることのできる首を持っている。もう一回この動画を観ると、よく分かるよ。
・やっと、あのコロナ・ウィルスではない動画に巡り合えた!
・ペンギンのことを好きだったと思いださせてもらったよ。クジラたちの反応もいいね! みんなを笑顔にしてくれてありがとう。
・なんと可愛らしい!
・ベルーガを水族館に⁉ なんてことだ。ベルーガたち、大変だろう。
・ファインディング・ニモのドリーやマダガスカルの雰囲気がこちらです。
コメント引用元:YouTube