本の読み聞かせがもたらす効果については、子育て中のお父さんやお母さんがよくご存知かもしれませんね。読む方も聞く方も、反応を確かめ合いながら物語を共有することで、お互いに得られる安心感。天使のような子供の寝顔がまた、親を癒してくれるのでしょう。
今回ご紹介するアメリカのニュースメディアInside Editionの動画に登場する10歳の少年は、センターで保護されている犬たちに本の読み聞かせをしています。
犬は物語を理解するわけではないでしょうが、少年の優しい声に耳を傾けて愛情を感じ取っているようです。見ているだけで癒される暖かい交流の様子をぜひ、動画でお楽しみください。
Why This 10-Year-Old Is Called the Dog Whisperer
彼らが安心できるように読み聞かせをしているんだ
ニューヨークにある動物保護施設、アニマル・ケア・センター(ACC)。
こちらを訪れて、引取手が決まるのを待っている保護犬たちに本を読み聞かせているのはエヴァン・ビスノース君、10歳。彼は、20人と少し居るというACCのジュニアボランティアのメンバーの1人です。
この年頃の男の子なら、ゲームしたり友達と遊んでるのが普通だろうに…。
「犬たちは、本を読んでもらうのを喜んでいると思いますか?」とインタビュアーに尋ねられ、「はい。犬たちの中には、怯えて家を欲しがっている子もいるので、彼らが安心できるよう読み聞かせをしています。」と語るエヴァン君。
原文タイトルにある「ドッグ・ウィスパラー(the Dog Whisperer)」は、優れた犬の調教スキルを持つ人のこと。ナショナル・ジオグラフィックTVに同名の人気番組があり、プロのドッグトレーナー、シーザー・ミラン氏が出演しています。犬の心理を知り抜いた彼の調教手腕によって数々の問題児たちが「デキる犬」に変えられて行く様は、ペット大国アメリカで有名です。
ここでは、エヴァン少年の読み聞かせに犬たちが安心した仕草を見せることから、彼をシーザー・ミラン氏になぞらえて「達人」と呼んでいるんですね。
落ち着きのなかった犬も、エヴァン君の読み聞かせを聞くうちに、この通り。安心したのか、大人しく丸まって眠りに付きました。さすが、達人ですね。エヴァン君自身も楽しんでいるからこそ、活動が続けて行けるのでしょう。
優しい声を通して彼の真っ直ぐな思いやりが犬たちに届いていると思うと、見ているこちらも心が暖まります。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・あぁ、彼本当に健気で素晴らしいわ…次世代を担ってくれるこんな子がもっと増えないとね🥰
・これは実に、ためになる動画。
・彼らが檻から出られたらと願う🥺とても可愛いのだけど。
・このタイトルから、犬のトレーナーか何かやってるように思ったよ。
・素晴らしい少年。素晴らしい心。全てが言いようもなく素晴らしい。こんなニュースは何日も元気の素になるな。
・犬はおそらく「あれ、この人まだおやつくれないのかな?」🐶って気分じゃないかな。
・このお母さん、子育てをわかってる。
・わぁ。信じられない、なんて優しい男性なの ❤❤
・あぁぁこれはほんとにかわいい🥺
・Inside Edition:この動画を公開しよう シーザー・ミラン(有名ドッグトレーナー):この番組ケンカ売ってる?
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