探すのをやめた時、探し物が見つかる事はよくある話だそうですが、諦め切れない探し物が見つかった時の大きな喜びは、周りの人をも巻き込んで幸せにさせる力があるようです。ちょうどこの動画のように!
今回は、失くしたことを家族に「言い出せなかった」結婚指輪を27年ぶりに取り戻した幸せエピソードをご紹介します。その喜びの瞬間をぜひご覧ください。
Woman’s Lost Wedding Ring Found 27 Years Later
旅行中に失くしてしまった結婚指輪
メリース・デ・ラ・メアさんとジム・ギブソンさん夫妻は1991年、オレゴン州ポートランドで結婚。その後、7ヶ月経って出掛けたスキー旅行中にメリースさんは結婚指輪を失くしてしまいました。
「手袋を外したとき、“やだ、指輪がなくなっちゃった!”って感じで」と語るメリースさん。
もともとはジムさんのお母さんの物だったその指輪には、ご両親の刻んだ文字と一緒にメリースさんとジムさんの名前も彫ってありました。
1953年からご両親の結婚生活を見守って来た大切な指輪は、ジムさんの結婚を機にお義母さまからメリースさんに譲られました。サイズもお直しして、今度は新婚の2人の結婚生活をずっとずっと見つめてくれるはず、だったのですが…。
そんな経緯から、メリースさんは義理のお母さまにこの指輪を失くした事を告げられないまま、27年が過ぎました。
ある日の事。アラバマ州の貴金属店から電話があり、メリースさんが結婚指輪を失くしていないか尋ねられました。
「ええ、20年くらい前に。からかってる?」と笑って答えたメリースさん。
ポートランドの新聞社The Oregonianのウェブサイト記事によると、何と1993年にオレゴンのバチェラー山で夏季アルバイトをしていた男性が、指輪とサングラスを発見して一旦、ロッジのフロントに預けていたそうです。
持ち主が現れないままに就業期間が終わろうとするタイミングで、事務所の判断により男性は指輪とサングラスを「貰ってよし」という事になりました。彼は指輪をよく見もしないで、ずっと箱にしまっていたのだそうです。
2019年になって、アラバマ州バーミンガムに住むこの男性の友人で宝石デザイナーのヘザー・ラングレーさんが、会話の弾みからその指輪を見せてもらった所、4人の名前と2つの日付が刻まれたとても大切なリングだと気づきました。
ヘザーさんは、男性に指輪の持ち主を探しても良いか尋ねて了承を得たのち、The Oregonianのレポーターにも連絡を取りました。そして、メリースさんを探し当て、この指輪をアラバマから2,500 マイル(4,023km)離れたポートランドのメリースさんに届ける様子を取材してもらったというわけです。
こうして大切な結婚指輪は本来の持ち主の元へ戻ってきました。
何十年たっても手を取り合える夫婦関係って素敵ですよね。
世代に渡って引き継がれた、かけがえのない結婚指輪。
ニュースになった今、お義母さまにも指輪紛失事件のことはもう隠し切れなくなったかと思いきや、お義母さまは2019年に97歳で既に他界されているそうです。
きっと天国で真相を知って、一緒に笑ってくださっていることでしょう。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・このお話のいちばん良い所は、彼らが今も一緒に居るって事実
・ここから物語を創作してみよう。例えば彼女はこの日の朝、また指輪を失くしてしまうんだ。
・失くした指輪を見つけた話はよく聞くけど、私は自分ちの鍵すら見つけられないってどうゆう事よ
・指輪が売られそうになってて笑った😂
↑ほんとだよ!見つけた人がスキー場の受付に渡してくれてたら、すぐ電話して取り戻せたのに。良からぬ企みを抱いたな。
・1年前に失くした私の靴下は、まだ見つかりません
・31年間独身の私が通ります。
・良い話!私も9年前に失くして、もう諦めてるんだ :( だけど、この手の話を目にすると幸せになるの
・お祝いにスキー旅行に行ったらどうかな
・素晴らしいね!けど、見つけた人はどうして27年も取って置いたんだか 🤔
コメント引用元 : YouTube