大西洋に位置するバミューダは世界屈指の透明度を誇る人気のダイビングスポットです。そんなバミューダ沿岸でサメと戯れるのは、ダイバーのクリスティーナさん。
凶暴なイメージのあるサメですが、彼女の周りに集まるサメは穏やかで人懐っこく、まるで別の生き物のよう!ワンちゃんのようにクリスティーナさんに懐くサメの様子を見ていると、今までのサメのイメージが変わってしまうかもしれません。
動物や自然の世界の興味深い動画を配信するBBC EarthのYouTubeチャンネルからどうぞご覧ください!
Petting Sharks like Dogs?! | Blue Planet Live | BBC Earth
”サメに囲まれ大ピンチ!”ではありません。
シャープな鼻先と見開いたような目。サメの顔のどアップは迫力がありますね!映画などの影響からサメと聞くと”人食いサメ”などの怖いワードが頭に浮かんでしまいます…。
そんなサメ達を優しく撫でているのはダイバーのクリスティーナ・ゼナートさん。サメのことを”子供たち”と言うクリスティーナさんは、全く怖がること無くサメたちとのふれあいを楽しんでいるようです。
「カリビアンリーフシャークは私の子供みたいな存在です。彼らの行動や交流を見ているのが大好きなんです。支配的だったり、シャイだったり、それぞれに違いがあるのは人間と似ているなって思うんです」とクリスティーナさんは言います。
そこへ一匹のサメがクリスティーナさんに近づいてきました。頭を撫でてもらってそのまま気持ちよさそうにクリスティーナさんの膝に頭を乗せて、完全にリラックスしている様子です♪
「初めて膝に頭を乗せてきて以来、この子は毎回こうやってくるんです。この子の重みも膝で感じることができるんです。とても幸せな感覚でこれに勝るものはないと思うほどです」とサメへの愛を語るクリスティーナさん。
クリスティーナさんに頭を撫でてもらい、口を半開きでパクパクさせ、体をジーっとさせ、安らぎの表情を見せてくれるサメ。サメにこんな一面があったなんて!と驚いてしまいますよね。
「生きている、息をしていることすべてを感じる事が出来るんです。この子はこの状況と私が撫でていることを理解しているんです。このダイビングスーツの肌触りが、サメの肌には気持ちいいのかもしれませんね」
万が一の時のためにクリスティーナさんが着ているのはチェインメイルと呼ばれる防護用のダイビングスーツです。
「この子達はおよそ2.4メートルほどの大きさです。この大きさの生き物でこうして撫でたり、近くに座ったりすることは私は今まで出来ませんでした。でも寄ってくるのも、暫く膝で休むのも、そして去っていくのもすべて彼らの意思なんです」
サメの中では比較的おとなしいと言われるカリビアンリーフシャークですが、それでも時には攻撃にもなりえます。きっとサメとクリスティーナさんの間には特別な絆が存在しているんでしょうね♪
海外の人々の反応を見てみましょう
・”体を綺麗に当たってくれる所見っけ”って思ってるだろうね。
・豆知識:トルコではサメのことを”köpek balığı”(犬魚)って呼ぶんだよ。この名前をつけた人は正しかったのかもね。
・間違いなく今まで見た美しいものの中の一つよ。
・こうやって人間は他の種と仲良くなってきたんだよね。彼らが届かない痒いところを掻いてあげることでね。
・映画の中のサメ:”全部ぶっ壊すぞ!世界の終わりだ!ひざまずかなかったら食べちゃうぞ!” 実際のサメ:海のワンちゃんよ。ガルルル:)
・友達:ペット飼ったんだって?見せてくれない? ”一時間後” 友達:なんでチェインメイルのダイビングスーツを着ているの?
・っていうことは(映画)ジョーズはただ頭が痒くてボートにぶち当たっただけで、すべては誤解だったのかな。
・本当に触れられるのを楽しんでいるのかもね。一般に魚は古い肌細胞やパラサイトを蓄積しがちでそれを(イソギンチャクなどの)”お風呂場”で落とすんだけど、撫でられることでも落とせてるのかな。
・メディアやポップカルチャーのサメ:人間を食べてやるぞ! 実際のサメ:こんにちは!人間に挨拶しまーす。
・彼女はサメにとってお掃除屋さんだと思われてると想像するのは間違ってるかな?
コメント引用元:YouTube