亡くなってしまった飼い主さん宅の坊やのお墓から離れない犬に涙

南ベトナムのあるご家庭で飼われている犬が、大好きだった飼い主さん宅の坊やが亡くなってしまった後、3年が経過した今でもそのお墓を守り続けていると話題です。

この犬は、毎日欠かすことなく坊やお墓で時間を過ごし、夜を明かすこともあるそう。食べ物をお墓に持って行くこともあるというくだりには、涙が出そうになります。South China Morning Postより、ご覧ください。

Dog in Vietnam guards owner’s grave for three years

大事な坊やが、ここにいるから

(画像はYouTube:South China Morning Postより)

ベトナムのメコンデルタに位置するロンアン省に暮らす、こちらの黒犬はミノと言います。ミノが立っている四角い石は、実はお墓です。


(画像はYouTube:South China Morning Postより)

ミノは4年前、まだ子犬の頃にこちらのお宅にやってきました。そして当時一歳だったこのお宅の孫息子さんと、すぐに仲良くなったそうです。お父様とお母様が仕事で不在の日中は、祖父母に見守られながら一緒に成長したミノと坊やの間には、特別な絆が育まれていきました。


(画像はYouTube:South China Morning Postより)

ミノが来て一年が経った頃、悲劇が起こります。お母様の料理中に通りに出ていった坊やが、近くの水路に転落してしまったのです。運悪く周囲に人はおらず、坊やは命を落としてしまったのでした。


(画像はYouTube:South China Morning Postより)

坊やは、この辺りの習慣に従って、家の裏手に埋葬されました。そしてお葬式の三日後から、ミノはこのお墓に通い詰めるようになったそうです。毎日何時間も、そして時には夜通しお墓で過ごしているというミノ。ご家族は、ミノが果物やお菓子をお墓に運んでいる姿を見ることもあるそうですよ。


(画像はYouTube:South China Morning Postより)

”お墓に行っても結局寂しく帰ってくるだけだから”と、ご家族は何度もミノをお墓から引き離そうとしましたが、それは無駄でした。何度連れ戻しても、ミノはお墓に戻ってしまうのです。そしてそれは、坊やの死後3年となる現在も続いているそうです。

ご家族にとっては、直射日光が当たり、高温になる石の上でミノが過ごすことも気掛りの一つ。ミノの腰から下の毛が茶色く色褪せ、はげてしまっているのは、長時間をお墓の上で過ごしているせいだとご家族は考えています。

South China Morning Postが引用しているEFEの元記事によると、ご家族は3月にもお墓を家屋の近くに移動するつもりとのこと。ミノがかつてのように、いつでも坊やと一緒にいられるようにと考えたそうです。

坊やのご冥福と、ご家族、そしてミノちゃんの心の平安をお祈りいたします。

海外の人々の反応を見てみましょう

・見方を変えると…死んだ人の魂はまだそこにいて、犬だけがそれを見ることができるのかもしれないよ。

 ↑自分もそう思った。この犬には坊やが見えているんだよ。

 ↑犬は人間の1番の友達だから。

・動物は、ただひたすらに純粋なんだよ。人間と違って。

・海外に留学した時のことを思い出すな。うちの犬は、2日間、ものを食べなかったんだって。だから、うちの家族と私でテレビ電話をしてた。で、母が私は生きていて、まだ家族だって教えたんだ。そうしたらまた、食べるようになったんだよ。忠犬でしょ。

・「犬に3日餌をやると、その犬はあなたのことを3年間覚えている」

 ↑むしろ、一生覚えてる。

 ↑「人間を3年間養ってみよう。彼はあなたを3日の内に忘れるだろう」

・見たところ、現在の科学では説明がつかない、何か量子レベルのできごとが起こっているようだ。

コメント引用元:YouTube

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