「迷子の猫の再チャレンジという話題ですが、思いがけない場所にいる模様です。」
CBSニュースで紹介されたのは、アメリカのメイン州にある小さな市ハロウェルの警察署。
ここに1ヶ月ほど前に届けられた迷い猫が、正式に署のメンバーとして認められたようです。
どんな経緯があったのでしょう。
Maine police department adopts stray cat
実はやってみたかったんだよね…
ハロウェル警察署ではcentralmaine.comというメディアの取材を受け、迷い猫保護のいきさつを話していました。
猫の名前はグラニット。
彼女は9月9日、地元のフィットネスジムの避難梯子にしがみついているところを保護され、飼い主が見つかるまでの予定で警察署内で保護されることに。
署が管理するFacebookページでは保護当日から、グラニットの写真を公開して飼い主を見つけようとしてきました。
マイクロチップは入っていないようですが、誰に会っても警戒しようとしない人懐っこさから、署長のエリック・ネイソンさんは
「きっと飼い主が探して寂しがっているに違いない」
と考えました。
しかし、猫の飼い主探しは失敗に終わることが多い傾向にあるようです。
警察署でさえも例外ではなく、グラニットの飼い主として名乗り出る人は一向に現れません。
保護から約1ヶ月後、メディアでグラニットが紹介されたその翌日のハロウェル警察署のFacebookでは、既にグラニットは「家族」として紹介されています。
実際
「夜勤の事務仕事中に話し相手がいてくれるのはありがたい」
と、グラニットの仲間入りを喜んでいるネイソン署長。
彼女が窓の通り抜け方を覚えてからは、同じ建物にある条例執行機関の事務所にも遊びに行ったりと、あちこちで可愛がられているそうです。
CBSニュースのインタビューに答えるネイソン署長。
「署で猫を飼うというのは、ちょっと普通のことではないでしょうが…。長い間やりたくても諦めていたことです。」
猫が好きな人の役に立てて幸せてせすね、グラニットちゃん!
海外の人々の反応を見てみましょう!
・グラニットの記事をネットで読んで、今から彼女の冒険をフォローします。
イギリスから見ています!彼女完璧だわ!💕
・誰もがグラニットを好きになるよ♥️
・可愛らしい子猫
・グラニットの活躍ぶりを見られて嬉しい
・ハロウィーンにぴったりだけど、あんまりいたずらしないようにしなきゃ。
・いたずらするぞ!
・かわい❤️❤️
・ネイソン、歳だとは思ってたけどこれほどとは。
・カワイィぃぃぃ:3
・おじさんたち、やるじゃん!
コメント引用元 : Facebook
アメリカでは10月29日が猫の日とされているようで、この日も署のFacebookには、たくさんのコメントが寄せられていました。
地元の企業や住民からも、餌やおもちゃを寄付してもらうなど関心が集まっており、グラニットは署の公式マスコットとして大活躍しています。