女子サッカーの試合中にヒジャブが取れそうになった女性を敵チームの選手がかばう


ムスリムの女性が被るヒジャブは、宗教的な理由から女性が体を隠す目的で身に付けられますが、サッカーの試合中に起きた「ヒジャブが脱げそう!」なハプニングに対し、相手チームの選手たちが取った行動が称賛を集めています。

観客席からも拍手が沸き起こったスポーツマンシップ溢れる行動をご覧ください。

Rival Players Shield Jordanian Footballer From View After Her Hijab Comes Loose During Match

困ったときはお互い様、ね。

(画像はYouTube:Storyful Newsより)

ヒジャブを身に付けている背番号16番の選手。

彼女がボールを奪われた直後、相手チームの選手と接触してヒジャブが緩んでしまった模様。
以下、海外ニュースサイトabcニュースの解説の一部を引用します。


(画像はYouTube:Storyful Newsより)

「ヨルダンズ・シャバブ・アル・ウルドン・クラブ(Jordan’s Shabab Al Urdon Club )の選手たちが相手チームの1人からボールを蹴り取った時、アンマン・クラブに所属するこの(ボールを奪われた)選手は、試合の最中に突然立ち止まったところだった。

名前は判明していないが、身に付けていたヒジャブが緩んで髪が見えてしまいそうになったこの選手は、競技を中断したのだ。ヒジャブを直すためにひざまずく選手。そこへ、相手チームのヨルダンズ・シャバブ・アル・ウルドン・クラブから5名が、小さな円陣を組むために走り寄り、ひざまずく対戦相手の選手を取り囲んだ。

彼女たちはいずれもヒジャブをつけてはいない。円陣が30秒近く保たれたおかげで、ヒジャブはひっそりと直された。隠れていた選手が立ち上がると、両チームはすぐさま戦いに戻った。」



(画像はYouTube:Storyful Newsより)

同記事によると、試合は2018年10月に行われた女子リーグ決勝戦。ストーリーフル(Storyful)という情報サイトで、1年後の今年10月にこの動画(Rival Players Shield Jordanian Footballer From View After Her Hijab Comes Loose During Match :日本語訳で”敵チームが試合中、ヨルダン人のヒジャブが脱げた選手を観衆から隠した”というタイトル )がシェアされた後、瞬く間に世界に拡散されました。

abcニュースの問い合わせに対し、当事者たちの所属チームから回答は得られていないそうです。

動画を自身のインスタグラムでシェアしたベストセラー作家のグレノン・ドイル氏は、こんなコメントを寄せています。

「私たちは今、これに共感しています。仲間の誰かが助けを必要としていたら立ち止まり、身をかがめる。互いに守り合おう。」

彼女は、人気女子サッカー選手アビー・ワンバック氏と結婚した女性です。

微笑ましい異文化尊重の名場面。

国や宗教などあらゆる境界を越えて、目にする人たちみんなにスポーツマンシップを共有させてくれる、清々しいひと時でしたね。


海外の人々の反応を見てみましょう!

・素晴らしい。 しかし、これは敵を「武装解除」させる簡単な方法です。

・ネットで見つけたお気に入り動画に仲間入りだよ。

・ペナルティ!!!

・グリーンカード!

・これは美しい!

・面白い、アラブに対する信仰の権利侵害で訴えたかな?

・自分はヒジャブに反対だけど、この子たちの優しさは理解できる。

 ↑そうせざるを得なかったんじゃないかな。親切ってより、宗教差別と捉えられないように。

・アッラーを愛する人、彼女にアッラーからの愛を祈ろう。

コメント引用元 : YouTube