アメリカのコロラド州で保護されたノラ猫が、保護先の動物病院で看護師のように、患者としてやって来た動物たちのお世話をしているそうです。
ロン君と名付けられたその猫は、連れてこられた当初は病院に怯え切っていたそうです。だからこそ、動物病院で怖がっている仲間の動物たちの気持ちがよく分かるのかも知れませんね。
Cat Becomes Nurse At Vet’s Clinic, Calms Scared Dogs
病院って、怖いよね
本動画の主役、ロン君は、画面左下の茶トラの猫ちゃんです。アメリカのコロラド州で、ノラ猫として暮らしていたところを保護されました。里親さんが見つかるまで、ノースフィールド動物病院が面倒をみてくれることになりました。
保護されてからしばらくの間は、病院の全てに怯えていたそうです。ケージにしがみついたり、ブランケットで身を隠したり、ずっと身を隠すようにして過ごしていたロン君です。
徐々に病院の環境に慣れてきたロン君はいつしか看護師のように振舞い始め、回診するかのように動物たちの様子を見に行くようになったそうです。そして、麻酔中の動物には寄り添うようになったのだとか。目線は確かに、眠っているワンちゃんに注がれていますね。
寝ている間に毛繕いまでしてあげていたそうですよ。
その他の動物たちとも仲良く過ごしている様子のロン君はすっかり病院になじんでいて、このままスタッフとして採用されてもやっていけそうな雰囲気です。
しかし病院に来てから3か月後には、良い出会いに恵まれて、引き取られていったそうです。現在は愛され、可愛がられて暮らしているそうです。
ノラの厳しい生活で身につけた社交性なのか、面倒見の良い性格なのか、恐怖を乗り越えた後は似たような気持の動物たちに寄り添おうというロン君の献身的な姿にはジーンと来てしまいます。
新しく見つけた終の棲家では可愛がられているということですが、優しいロン君には飼い主さんも癒されていることと思います。どうぞお幸せに!
海外の人々の反応を見てみましょう
・ほらね。動物には感情も魂もあるのよ。みんながこのことに気付いて、信じてくれたらいいのに。タイより。BazPaws大好き。
・ロンはチャトラだからね、驚かないよ。うちのマンションにも人と犬が大好きなチャトラが一匹いる。(他の猫には見下されている感じ)何人かが世話をしていて、冬の間は室内にいた。今は外に出されているので、マンション内をうろついてハトを脅したり、コマドリを心配させたりしているよ。エサもたっぷりもらって、お腹を見せて可愛がられたりおやつをもらったりして幸せにしている。
・ロンはヒーラーで、シャーマンだね。
・どの動物病院にも、ロンのように動物たちの気持ちを楽にしてくれる猫が必要だね。
・ライオンのような魂の持ち主だね! 愛を受けたら、愛で返す。新しい家が決まったと聞いて嬉しいよ。
・素晴らしい、心温まる動画だね。BGMはどんな素敵な音楽家のものだろう?
↑BazPawsより:Wayne JonesのMoving Onです。
・素晴らしい! 公開してくれてありがとう。
・なんて感心な猫ちゃん!
・まあロン、あなたって素晴らしいわ。BazPawsさん、今回も気持ちが上がるような動画をありがとう。どうか皆さん、安全には気を付けて過ごしてくださいね。
コメント引用元:YouTube