日没近くの空を飛ぶイメージのあるコウモリ。その姿を見掛けた事がある方は少なくないと思いますが、彼らがどんな顔をしているのか、じっくり観察する機会はなかなかないですよね。実は種類がたくさんいて、それぞれ個性豊かな顔つきをしているようです。
本日の動画は、オーストラリアのブリスベンでコウモリたちの保護活動をしているチャンネル開設者バジラ・ザ・バットさんが2月19日に撮影したものです。
謎めいたコウモリの意外と可愛い食事風景を捉えた動画、ぜひチェックしてみてくださいね。
Master Stuart Enjoys A Well Earned Drink of Juice
腹が減っては森林保護もできないぜ
投稿主のバジラ・ザ・バット(Batzilla the Bat)さんは、コウモリたちの個体数減少を防ぐため、政府の許可を受け地元で個人的にコウモリたちの保護活動をしています。
虫や鳥を避けるための防護ネットにコウモリが捕われる事はよくあるそうですが、サッカーネットに絡みついたコウモリの救助要請はやはり珍しいようで、発見当初の様子をFacebookページでも公開しました。
ネットから救出され、「マスター・スチュアート」くんと名付けられた彼は、タオルに包まれ、注射器の先からジュースを飲んで栄養補給中です。小さな舌をせわしなく動かして、空腹を満たそうと頑張っていますね。食欲がありそうで頼もしい。
「20mlほど飲んでくれたかな。偉いね」と撮影者さんの声が聞こえます。
日本でよく見られるのは、超音波に頼って夜空を飛ぶ小型のコウモリ。対してオオコウモリという種類は、視覚を使って昼間に活動するタイプです。スチュアートくんもオオコウモリ(フライイング・フォックス / flying-fox)として紹介されていますので、その大きな瞳には今、注射器や撮影者さんのお顔がしっかり捉えられているのでしょうか。
このあと彼は新鮮なマンゴーを食べてベッドで休み、消耗した体力の回復を待って野生に還される予定だそうです。彼らが暮らす森林を保護する事もまた、その大切な種の保存に繋がると言えそうですね。森もコウモリも人間もハッピーでいられるバランスを守って行かなくては。
野生のコウモリが困っているところを見掛けたら、ご自身で手を差し出さずにバジラ・ザ・バットさんのような専門家や地元の衛生管理窓口に連絡をするように、と注意が添えられています。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・喉カラカラの小さなお友達だな。ごくごくいい音してる。
・こんな小さなコウモリがジュースをすする音、すごく気に入っちゃった。元気に回復中みたいで嬉しいです。
・フゥ!前回の彼が宙吊りになってた動画良かったよ!羽根がちゃんとよくなって欲しいよ。
・さっきネットに引っかかった彼の動画を見たところ。大丈夫そうで良かった。ふぅ。バジラの活動に感謝です。
・このハンサムボーイはお腹が空いて怯えてるみたいだった。助けてくれてありがとう。
・空飛ぶ子犬みたいですごく可愛い……こんな愛すべき子たちっていつまででも見てられる❤
・なんてかわいいコウモリ❤
・綺麗なお顔してるのね。元気になってね。コウモリも救助した方もありがとう 💗
・ボンジュール🙂彼はのどが渇いていたんだね。
・気の毒に。小さな子。
コメント引用元 : YouTube