大人になった時の体重が18~40kgまでのブタさんは「マイクロブタ」と呼ばれ、日本でもペットとして人気があるようです。でも、家族としてお迎えしたブタさんが、実はマイクロブタでなかったとしたら…どうしましょう?!
2012年、お友達から「マイクロブタ(?)」を譲り受けたスティーブ・ジェンキンズさんは、パートナーのデレク・ウォルターさんとともにこの問題に直面しました。
エスターと名付けられた1匹の子豚ちゃんとの出会いは、彼らにとって冒険の始まりとなったのです。今年で8歳になるエスターちゃんの体重は今や270キロを超え、存在感たっぷりに成長しています。彼女が見せる可愛い食べっぷりと幸せそうな表情を動画でお楽しみください。どうぞ。
Having a pig for dinner.
彼女のために田舎の農場に引越し、暮らし方を変えました
今日は人間たちの食事がちょうど終わる頃に、遅れて登場のエスターちゃん。「やぁ、ちょっと遅かったな」と空のお皿を片付けられてしまいます。せっかくおいしい匂いに気が付いたのに、間に合わなかったとは残念です。
出会ってすぐ、その急速な成長ぶりで2人を驚かせたというエスター嬢。程なくしてベッドからはみ出して眠るようになった彼女の姿に、スティーブさんとデレクさんは気が付きます。「これはマイクロブタではないぞ」と。
獣医さんに見せると、生後6ヶ月と聞いていたエスターちゃんの月齢は「怪しい」との事。おそらく間違いで、当時は生後6週間程度だったのではないか、と2人は考えているそうです。
住んでいたカナダのトロント郊外にあるアパートが狭くなった頃、お隣の庭を荒らし始めた彼女を見て、彼らは引っ越しを決心します。元子豚で大切な家族のエスターちゃんのために、こうして一家はオンタリオ州にある農村、キャンベルビルへと住まいを移しました。
「パパのをあげよう」と残っていたスパゲティを差し出されて元気良く頬張るエスターちゃん。ムシャムシャと美味しそうに口を動かします。フォークまで食べないでね。
側に置いてあったSDカードまで、こぼれ落ちたパスタに絡め取られるところでした。危ない危ない。エスターちゃんが飲み込んだら大変です。
「パスタお代わり」のついでに、お皿の上の何か別の美味しいものもサッとさらわれて行きました。パイかな?もっと良く見たかった…。
「美味しかっただろ?」と声をかけられて、「ウフッ」と笑うような鳴き声を聞かせてくれたエスターちゃん。まだまだ食べたそうな雰囲気ですね。彼女の食費だけで毎月200ドルほど掛かるそうです。
エスターちゃんと暮らす中で、自分たちの生き方を見つめ直したスティーブさんとデレクさん。傷ついた動物たちに温かい家庭を持って欲しいと考えて2014年に基金を募り、以来農村で動物保護活動を続けています。動物を搾取しない、ヴィーガンライフを満喫しているそうですよ。
YouTubeチャンネル『Esther the Wonder Pig』のエピソードからは、いつも彼らの幸せそうな温かい笑い声が聞こえて来ます。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・エスターは、ちっともわがままなんかじゃないわよね?(笑)
・エスター、あなたの鼻が好きよ! 😘
・うちのディナーにいらっしゃいエスター❤️良い子ね、あなた虹を作ってくれてるの?綺麗だわ。
・エスター、なぜパパたちはあなたを待ってくれなかったのかしらね?いつもいちばん良い席に居るのはあなたよね!
・完璧な子だわ。
・エスター、ご機嫌よう!❤いつもキレイね🥰
・エスターはスパゲティが好きなのね❤️
・大好きよ、大きなピンクの豚さん!!!!! パスタ大好きね!お鼻にいっぱいキスしちゃうわ、パーフェクト・ピギー・ドール!💝
・エスター、美味しそうに食べたね!
コメント引用元 : YouTube
飼い主さんたちが公開しているFacebookとInstagramでは、エスターちゃんの親友の七面鳥のコーネリアスくんを始めたくさんの動物たちが登場します。こちらもぜひ、訪れてみてください。