アメリカ、ニューヨークにあるAnimal Care Center(ACC)のキッズボランティアとして活動しているエヴァン・ビスノースくん。以前、当サイトでもこちらの記事で紹介したように、シェルターで暮らすワンちゃん達に本の読み聞かせする心優しい少年です。
現在11歳になったエヴァンくんはコロナ禍のロックダウン中に、自ら新しいプロジェクトを始めました。ワンちゃんたちを思いやる一人の少年の創造力と行動力に感心し、心動かされます。アメリカメディアのNBC NewsのYouTubeチャンネルよりご紹介します。
Young Boy’s Heroic Efforts To Save Dogs
それぞれのワンちゃんの個性を知ってるからこそ作れる”紹介動画”
シェルター内で保護されているワンちゃん達に本の読み聞かせをしているエヴァンくん(11歳)。もう2年程、ボランティアとしてこのセンターに通っています。
「引き取りを考えている人がここに来た時に、この子たちが怖がって吠えたりしないように、僕が本を読むことで人に慣れたらいいし、彼らにとって居心地の良い環境になればいいなと思うんです」とエヴァンくん。
”犬に本を読み聞かせる”ということだけでも十分なことですが、なんとエヴァンくんは少しでも多くのワンちゃんに新しい家族が見つかるように、と、自ら絵を描き、音声を入れアニメーションを作りワンちゃんたちの紹介動画を公開したのです!
「コロナで街がロックダウンになったときに動画を作り始めたんです」とエヴァンくん。
「僕は綱引きが大好き!とっても元気だよ!」と口を動かし自ら自己紹介するこちらのワンちゃんの動画もエヴァンくんが作成したものです。
「僕の犬と一緒にいるときに、もしこの子たちが人間の言葉を喋れて、真実を話すことが出来たとしたらどうだろう?って思ったんです」と家に愛犬といるときにこのアイディアを思いついたそうです。
それぞれのワンちゃんの性格を知るエヴァンくんならではの紹介動画になっており、これまでに約40もの動画を公開しています!
「僕は優しくてちょっとおとぼけなところもあるけど、あなたのたった一匹のワンちゃんになりたいな♪」と、3歳のミスターくん。
「僕はただ、僕のことを理解してくれる人間…いや、飼い主さんを探してるんだ」と、1歳のロスコくん。
エヴァンくんの作る個性的な紹介動画には人を惹きつける力がありますよね!
実際に紹介動画を見て保護犬のナックルくんを引き取ったというニック・パーカーさん。
「エヴァンに、君がしていることは本当に格好いいってメッセージを送りたいです。新しい家族を見つける助けになってると思うし、少なくともナックルは僕の家族になったしね!彼はここで一生幸せに過ごして行くよ!」とナックルとの出会いに感謝されてるようです♪
アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)から表彰もされているエヴァンくん。ACCのスタッフ、アレクサンドラ・シルバーさんも「世界に保護犬のことを発信できるエヴァンのような少年がいてとても良かったと思います。彼はすごい努力を重ねてきて、他の子供達にも良い影響になると思います」とお話されています。
子供ならではの発想力と、そして大人顔負けの行動力と努力でワンちゃんたちの命を救うお手伝いをしているエヴァンくんに、心から感心してしまいます!
海外の人々の反応を見てみましょう
・なんて前向きな少年なんだ!暴力も政治も無しに、助けるために行動したんだね!ニューヨークとACCのことも誇りに思うよ。
・思いやりのある優しい若者の存在を神に感謝したい。みんながこんなに優しかったらいいのにね。
・エヴァン、あなたの心は美しくて優しいわ!助けを必要としてるワンちゃんたちに新しい家族を見つけてくれてありがとう!
・優しさ、思いやり、マインドフルネス…この少年の心は成熟しているね。
・若者よ、君は宝だ!!!
・素晴らしい少年!
・私の近所にも、このような愛に溢れたポジティブな人たちが溢れればいいのにと思います。 頑張れ!若者よ。
コメント引用元:YouTube