アメリカ、マサチューセッツ州で怪我や病気の野生動物を治療している非営利団体『The Cape Wild Life Center』に、ある日、足に怪我を追った1羽の雄のガチョウが保護されました。
怪我の状態は悪く、すぐに手術を受けることになったガチョウ…その間、病院の外では雌のガチョウが心配そうに見守っていたのです。
動物への愛と思いやりを広めることを目的に動画をシェアしているアメリカのYouTubeチャンネル、GeoBeats Animalsからどうぞご覧ください!
Goose has epic response to humans taking her injured boyfriend
献身的に彼氏を見守る雌のガチョウ
「奥さん、心配しないでくださいね!私達が出来る限りの治療をしていますから」とガチョウに声をかけるスタッフさん。
病院の裏にある池で、数年前からガチョウのカップルを見かけるようになったと話すのは獣医師のザック・メルツさん。
とても美しかったという雄のガチョウには”アーノルド”と名前をつけていつも眺めていたそうです。
ある日、アーノルドが足を引きずり、まともに歩けないでいるのを発見した病院スタッフさんたちはすぐに彼を保護。
アーノルドは片足の二箇所にひどい怪我を負っており、すぐに手術が必要な状態だったそうです。
手術が始まったその時、窓をノックする音が聞こえ、外を見てみると、アーノルドのパートナーである雌のガチョウが 動揺した様子で、心配そうにアーノルドを見守っていたのです。
手術の間、ずっとその場を離れなかったという雌のガチョウ。
麻酔から目を覚ました時にアーノルドが少しでもストレスを感じないようにと、手術の後はパートナーの存在を感じられるようにと窓の近くの床に寝かせます。
ガチョウカップルはお互いの無事を確認できたからか、ここでやっと落ち着いた様子になったそうです。
「アーノルドの傷の処置はまだ終わっていないので、しばらく野生には返せませんが、2羽が出来る限り同じ空間で過ごせるように治療を行って行きたいです」と話すザックさん。
こちらの団体では一年間に5000匹もの野生動物の治療を行っていますが、このようにお見舞いがやって来た事例は過去になかったと、みなさんとても驚かれたようです。
現在も治療は続いており、病院で過ごすガチョウカップルの様子はThe Cape Wild Life Centerのインスタで公開されています!
海外の人々の反応を見てみましょう
・動画タイトル:”彼氏” ガチョウ:えーっと、旦那なんですけど。
・驚きはしないね。彼らは一生添い遂げるんだよ。
・彼女じゃないわ。列記とした妻よ!一生添い遂げるのよ!
・なんてこと。ガチョウに話しかけるスタッフさんが可愛すぎるわ。
・ガチョウの奥さんは旦那さんが調理されてないか確かめてたんだよ。
・この方たちが動物たちのお世話をしてくれてとても嬉しいわ。
・動物たちは思っている以上に賢いのよ。彼を助けた人たち、そしてアーノルドと奥さんに神のご加護を。
・ああ、アーノルドはラッキーな奴さ。
・このガチョウは本当にいい相手を見つけたわね
・驚いたよ。ドイツ人の僕にとってはその”池”は”巨大な湖”だね。
コメント引用元:YouTube