香港のタイハンで商店を営むご家族に引き取られたゴールデンレトリバーのスプライト。当時10歳の老犬で体の状態も良くなく、元気もなく、11歳の時には病気も発覚。しかしご家族の献身的なお世話の甲斐あり、見違えるほどに元気になっていきます。
そして今では食欲旺盛で人懐っこい看板犬として、ご近所さんの間で人気者になったスプライト!新しい家族と出会い、第二の人生を謳歌する老犬ゴールデンレトリバーのストーリーを、香港メディアのSouth China Morning Post よりご紹介します。
A Hong Kong golden retriever’s journey from abandoned dog to neighbourhood star
第二の人生を幸せに暮らす人気看板おばあちゃん犬♪
毎日のようにご近所さんにおやつをねだりに来る人懐こい性格のスプライト。香港のタイハンのお店の人気看板犬です♪
とても元気そうなスプライトですが、今のご家族に引き取られた当時は、全く表情の違う老犬でした。
「タイハンに住む人は犬を飼ってる方が多いので、私達もここへ引っ越して来た時に犬を飼うことを考えていました」と、話すのはスプライトの飼い主である、エミスさんとカルビンさん。
地域のNGOに登録し、一時的に里親が必要な子犬などを受け入れてきたそうです。そして2018年8月、「すぐに里親が必要な犬がいる」と、NGOから連絡がありスプライトを家族として受け入れることに。
「当時は栄養失調で体も汚れていて、元気がありませんでした」とカルビンさん。
夏場ということもあり、体臭もひどく、毎週お風呂に入れてあげなければいけないほどだったそうです。
「ボランティアさんの力を借りて、中国の伝統的なものや、西洋医学の獣医さんなどに連れて行きました」と、弱っていたスプライトが元気になるように手を尽くしたといいます。
11歳を迎えたころ、食欲が無くなり下痢をするように…。獣医に連れて行くと、胆嚢が破裂寸前まで腫れてしまっていることが判明し、手術を受けることになったそうです。
その際、頭と体の炎症性組織も取り除くことに。11歳にて大変な手術を経験したスプライトですが、その後みるみると回復していきます!
「正直、子供とスプライトの世話をしながら店を経営することは大変ですが、幸いスプライトはあまり手がかからない子で、赤ちゃんがいることを理解しているかのようなんです。ご飯が貰えて散歩に連れて行ってもらえるなら満足のようなんです」と、ご家族への思いやりも覗かせるスプライト。
「ご近所さんが赤ちゃんやスプライトの世話を手伝ってくれるんです」と、周囲の支えにも感謝しているというご家族。
こちらの地域ではご近所同士の助け合いが根付いているようで、”大変な時はお互い様!”と、みなさんがご家族を支えてくれるそうです。
そんな素敵な地域で、ご近所さんの愛を一杯に受けるスプライトの表情は幸せそのもの!人と人、人と動物との繋がりに心温まるお話でした♪
海外の人々の反応を見てみましょう
・動物の命を助けることは一番偉大な人間性だよ。
・広い心を持つ人たちがこの犬に幸せな老後を過ごさせてあげてるのが素敵だよ。犬も感謝してるし、みんなを幸せにしているよね。お店がうまくいってることを願うよ。
・男性の腕に抱かれている赤ちゃんが本当に可愛いらしい顔をしてるね。
・スプライトが老後に素敵な家族と過ごせることができてすごく嬉しいわ。
・まじで、誰がその子を捨ててしまったんだろう!!なんて可愛い犬なの!
・こんな素敵な家族に出会えて”ラッキー”だったから”ラッキー”って名付けるべきだったね。
・かけがえのない命を救うこんな天使のような人たちがいることが嬉しいわ❤
・これこそ僕が懐かしむ香港スピリットだよ。
・この犬は僕より運がいいね。
・なんて素敵な地域なの❤️👍
コメント引用元:YouTube