足を引きずりエサを求めて庭にやってきた子育て中らしき三毛猫。保護することに決めたものの「子猫はどこ?」

広い庭でたくさんの野良猫を保護しているウォルター・サンティーさん。
今日もまた新しい野良猫ちゃんが、彼の庭にやってきたようです。

その猫は子供を生んだばかりらしく、子猫にお乳を吸われた跡がありました。
サンティーさんは、他の猫と同じく三毛猫も保護することにしましたが、ちょっとした問題が発生してしまいます。

I followed this limping mother cat and found her whole family in the bushes!!

子猫を何処に隠したのかな?

「こんにちは」とやってきたスラッとした三毛猫ちゃん。
とてもお腹が空いているようで、食べ物を求めて甘え鳴きを続けます。

彼女は左足に問題を抱えているようで、歩いたり走ったりする時には少しだけ引きずり、座る時にはダラりと投げ出しています。

サンティーさんは彼女を保護することに決めましたが、彼女を保護するには子供たちを見つける必要がありました。

しかし、それは困難を極めます。
三毛猫ちゃんは1日2回食事をしに来ましたが、食事の後、しばらく庭で遊んで子猫のもとに戻らなかったため、 サンティーさんは三毛猫が子猫のもとに戻っていく瞬間を逃してしまったのです。

しかしある日…


やっと三毛猫ちゃんが子猫のもとに戻る様子をみせたので、 サンティーさんは付いて行く事にしました。

三毛猫ちゃんは、足を引きずりながら少し歩くと、緩やかな坂の近くにある鬱蒼とした茂みの中に入っていきます。

足が悪いため遠くには産んでいないだろうと察しが付きますが、まさかこんな茂みの中にいるとは盲点でしたね。


茂みの中を覗いてみると、こちらを見上げる三毛猫ちゃんと、お腹を空かせてママのお乳に吸い付く数匹の子猫ちゃんの姿がありました。

本来なら子猫を抱えた母猫は近づくだけで怒りだしますが、三毛猫ちゃんはサンティーさんにすっかり慣れているので、まったく怒る気配を見せません。


やっと子猫を見つけたサンティーさんは、子猫を保護し三毛猫ちゃんと一緒に動物病院へ。

獣医さんが子猫を診ている間、三毛猫ちゃんは大人しくその様子を見続けます。

飼い猫でも病院にくると警戒心を隠さないというのに、野良猫でここまで大人しいというのはかなり珍しい気がします。

場所が猫の国と言われているトルコみたいなので、もしかしたら人への警戒心がかなり薄いのかもしれませんね。

三毛猫ちゃんの左足には、ほぼ完治している骨折のあとがありました。

獣医さんから切断というオプションを提示されましたが、 サンティーさんは、そのままにしておく事を選択したようです。

痛みがないのであれば、左足がないよりはある方が猫ちゃんにとっていいですものね。


動物病院で処置を受けた三毛猫ちゃん家族は、サンティーさんの知人のお家で新しい家族を見つけるまでの間、仲良く居候する事になりました。

新しいお家にやってきた三毛猫ちゃんが最初にやった事は、お家の中の探索。
ソファーの狭い隙間に入って笑われてしまっています。


安全な拠点である事を確認した三毛猫ちゃんは、子猫のもとに戻り、お乳をあげながらスヤスヤと眠り始めました。

まるで最初からこのお家の猫だったかのように馴染んでますね(笑)

子猫たちは可愛いのは勿論、とても元気なので、すぐに飼主さんが見つかることでしょう。
これからも、皆に愛されながら幸せな人生を過ごしてくれることを心から願っています。

海外の人々の反応を見てみましょう

・ 足を怪我していることから多くの経験をしてきたのでしょう。それなのに彼女はとても可愛らしく、人間を信頼しているようです。彼女がカナダに居たのなら、すぐにその天使を貰いに行きたいくらいです。

・ どうか、誰かが子猫の一匹と母猫を一緒に養ってあげて欲しい。彼女はそれに値する素晴らしい母猫だと思います!!

・ 母猫が穏やかで優しいことが大好きです。彼女はあなたが害を与えない事、助けてくれる事を本当に理解しているように見えました。

・ 三週間前に路上で見つけた子猫は、まさに彼女にそっくりな目と色をしていたよ。

・ 赤ちゃんと勇敢なママを助けてくれてありがとう~!

・彼は自分の家を猫の聖域に変えたんだね。

・ 助けてくれてありがとう。あなたのように優しい人がまだ居ることを嬉しく思う!

・ 猫はあなたにとても感謝しているので、私も一緒に感謝します!

・ 猫好きなわけじゃないけど、これには泣いてしまったよ😫

・ 是非、彼女たちがどうなったのか続きの動画をあげて欲しい。

コメント引用元・・・YouTube


※国外から猫を飼いたいというコメントが多かったらしく、ウォルター・サンティーさんからのコメントが付いていました。
国外に猫を送るためには非常に面倒で長い手続きが必要なため、トルコ国内の飼い手を見つけるとの事です。

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