コヨーテとアナグマの夜中のお出かけがウキウキしていて可愛らしい


意外な異種間の友情は、飼育されている動物の間ではしばしば目撃されています。しかし野生の動物で、コヨーテとアナグマの仲良く出かける姿は珍しいのではないでしょうか。

コヨーテとアナグマは、アナグマが地下から獲物を追い立て、コヨーテが地上でそれを捕らえるという形でペアを組むことは以前から知られています。が、その目撃例は開かれた場所での狩りのシーン。

ここで楽しそうにトンネルを抜けていく2匹の姿は、よくできた物語の一コマのようですよ。

Wildlife Monitoring Camera Captures Playful Interaction Between Coyote And Badger

アナグマさん、こっち、こっち!

(画像はYouTube:KPIX CBS SF Bay Areaより)

今回の動画の舞台は、アメリカのカリフォルニア州サンノゼにあるコヨーテ・バレーです。この地域の野生動物が夜間にどのように移動しているかの実態を調査するため、環境保護団体が50か所以上にカメラを設置しました。3年越しの調査です。

最近になって、研究者も驚きの映像が記録されました。


(画像はYouTube:KPIX CBS SF Bay Areaより)

「こっち、こっち」と向こうの相手に呼び掛けている様子なのは、コヨーテです。このトンネルの場所は、幹線道路の下だということです。


(画像はYouTube:KPIX CBS SF Bay Areaより)

追いついて姿を見せたのは、なんとアナグマ。画面の右端にいます。アナグマが足元まで来たらコヨーテはぴょんと跳ねて、「こっちだよ」とでも言うように踵を返します。


(画像はYouTube:KPIX CBS SF Bay Areaより)

そして2匹は仲良く連れ立ってトンネルの奥へと歩いて行きました。アナグマの尻尾がくるっと上がって、お尻フリフリと歩いて行く様子が、とても愛らしいですね!

地下の生物の追い立て役(アナグマ)と地上での捕獲役(コヨーテ)のペアとして協力することは珍しくないという、コヨーテとアナグマです。しかしこの動画の2匹は狩りの最中ではありませんし、2匹とも地下の人工物の中という目撃例はこれが初めてだということです。

野生動物たちは、人口の建造物の存在も受け入れて暮らしていることが分かりました。


(画像はYouTube:KPIX CBS SF Bay Areaより)

同じく高速道路の下ですが、また別の地点のカメラには、ビュンビュン走る車の音など全く気にも留めずに悠然と歩く鹿の姿が映っています。

このように動物たちがどのように暮らしているのかを知ることは、今後の開発計画を立てる時の参考になるそうです。

人間による開発や道路の建造が動物たちに与える影響は気になるところですが、意外に適応している様子にほっとしたような、気が咎めるような複雑な気持ちになります。

コヨーテとアナグマにとっては、一緒に過ごせる地下空間ができてラッキーと喜んでいるのでしょうか。ただの便利な通り道なのかもしれませんが、もしお気に入りの遊び場ということなら、また楽しく過ごしている姿を見せて欲しいと思います。


海外の人々の反応を見てみましょう

・えーっと、アナグマがタンクで、コヨーテが盗賊か…旅の仲間として、他に必要なのはヒーラーと戦士と吟遊詩人だね。暗黒の魔法使いも有りかな。

 ↑アライグマが盗賊かなと思った。コヨーテは、そうだね、射手?

・人間の道路の下に、動物の道路が!

・3本の白黒のディズニー映画だわ、本当に!

・ベイ・エリアにアナグマがいたとは知らなかった。

・この動物たち、プロの俳優なんじゃ⁉

・可愛い! で、アナグマっていったい何?

 ↑ “the crazy honey badger” っていう動画を観て。色々分かるし、面白いよ。

・コヨーテは遊び好きなワンコのようで、アナグマはコヨーテを信頼ている様子だね。コヨーテがアナグマを傷つけませんように。

・この2匹は人間たちよりも仲良くやっているなぁ。

コメント引用元:YouTube

カメラを設置した環境保護団体が、ニュースで紹介された映像の元映像を公開しています。こちらの動画ではTOP画像のように動物たちの姿がバナーに遮られることなく見られますよ。スカンクの姿も映っています。


(2月16日 17時45分 記事を一部修正いたしました。)