アメリカ、フロリダ州の豪奢な邸宅内の素敵なアトリエで、動物と人間が3通りにお互いを観察している光景が撮影されました。電球交換のために持ってきた3.6mの梯子に上ってしまい、試行錯誤しながら下りてくる猫ちゃんを見ているグレートデーン2頭、そしてそれを撮影する飼い主さん。
でも元々は高い所の猫ちゃんが皆を観察していたとも言えるわけで…視点の錯綜が興味深いこの動画を、クラシカルで美しいアトリエの情景と共にお楽しみください。
Great Danes Watch Funny Cat Climb A Ladder
上ってしまったからには、なんとか下りなくては
こちらはアメリカのフロリダ州オデッサにある、日当たりの良い天井の高い素敵なお部屋です。イーゼルや画材が置いてあり、画家のアトリエだと分かりますね。天井画を描くためと期待したくなりますが、赤い梯子は電球交換のために持ってきたものだそうです。
3.6メートルの高さに惹きつけられてしまった飼い猫のジャック君は、ひとしきり高所からの眺めを楽しみ満足したのか、今は慎重な様子で梯子を下りてきています。
頭を下にして下りるのは苦にはしていないようですが、梯子の段は狭いので、後足を置くときには位置をモゾモゾと調整して頑張っています。
心配そうに覗いているのは、一緒に飼われているグレートデーンの内の一頭、マイキーです。実はもう一頭のグレートデーンのエリーと一緒に、ジャックが梯子を上った時から様子を見ていたのです。
自分が皆を見下ろしていたつもりのジャックですが、犬たちから見れば観察の対象というわけです。
梯子の中程で動きを止めてしまったジャックに対し、エリーとマイキーが吠え立ててしまいます。第3の観察者、ママさんの方を振り返って何やら訴えかけたりもしてきますが、仲間の救出を求めているのか、それとも「けしからん」とご注進なのでしょうか。
犬2頭が吠えている状態で下りてくるわけのないジャック。2頭の手の届かないところにいると思ってか、余裕で高みの見物を決め込んでいるのでした。
犬と人間を見回しているつもりの猫ちゃん。でも猫は犬に見張られていて、その犬と猫は人間に面白がられている…三者三様の視点が一つにまとめられた、なんとも不思議な感覚の光景でした。
飼い主さんのコメントは「てっぺんまで行ったときに電球を換えてくれなくて、残念!」で締められています。日が落ちるまでにはジャック君も下りてきて、電球交換ができたことを祈りましょう(笑)
海外の人々の反応を見てみましょう
・ジャックが下りり始めるまで、ジャックの毛の色に気付かなかったわ。とってもハンサムな猫ね! そして賢いわ。犬たちが自分のところには来られないと分かっているのね。
・エリーはジャックのことを見上げなきゃいけないから腹を立ててるんだと思う。ジャックは普段はエリーの目線より下にいるからね。エリーが吠え出したらマイキーも参加しなきゃならない、と。可笑しいね!
・ハンサムなジャックと豆の木
↑この3匹は本当に可笑しいね。一瞬たりとも退屈しない。この家にはテレビは要らないよね。
・どうして自分はエリーの鳴き声はソプラノだろうなんて思っちゃってたんだか(爆笑)
・ジャックはきっと、「うわ、どうしてこんなことしちゃったんだろ、上る時は簡単だと思ったのに」って思ってる。
・ジャックが新しいものを調べに行くのを邪魔しに行く者はない。マイキーとエリーはジャックの安全を守りたいんだ。
・エリー:あのジャックっていうのはもうちょっと賢いはずなんだけど。自信がなくなって来たわ。梯子に上るなんて、あまり知的とは思えないもの。
・ジャックはとても素敵な猫だわ! 猫は高いところが好きだけど、下りるのは得意じゃないのよね。エリーとマイキーは、ジャックを励ましているのか、梯子の上まで登ってしまったことを叱っているんでしょう。
・ジャックを見てたら、子供の頃屋根に上ったことを思い出した。うん、その日はハンサムな消防士さんにあったとだけ言っておくよ。
コメント引用元:YouTube