ヨチヨチ歩きが可愛いペンギンさんですが、赤ちゃんペンギンはさらにヨチヨチ歩きで毛もフカフカ。可愛らしさ満点ですよね。
今回の動画では、卵から孵ってしばらく経ち、親鳥の足元に隠れられないぐらいに大きくなった兄弟ジェンツーペンギンの生活を紹介しています。小さい二羽には試練がいっぱい。
無事に餌をもらってお昼寝するまでのパタパタと愛らしい姿を、BBC Earthの公式YouTubeチャンネルからお楽しみください。
Baby Penguin Annoys Neighbour | Penguin Post Office | BBC Earth
ペンギンの赤ちゃん、活動開始
柔らかそうな羽毛の、ジェンツーペンギンの赤ちゃん二羽が活動を開始し始めました。
羽根を不器用にバタバタさせて、なんだか危なっかしい様子です。
ここは南極にある小さな島の郵便局。約4000羽のジェンツーペンギンの群れが暮らしています。観光客がペンギンを見にきたり、郵便を出しやって来る場所です。
ヨチヨチと歩き始めたペンギンの赤ちゃんは、早速近くの大人ペンギンの気に障ってしまったようです。近づきすぎたのでしょうか、とても怒っている様子です。
慌ててよけますが、追い立てられてしまいます。
親鳥の元に逃げ込んで、対応してもらいました。
こちらの怒っているペンギンさん達も子育て中のようですから、至近距離をウロチョロしてはいけなかったのでしょうね。赤ちゃんペンギンには良い教訓になりました。
気を取り直して、お散歩です。普段の居場所の周辺を少し動き回るだけでも、良い岩登りの練習になります。
まだ自分で餌を取れない赤ちゃんペンギンなので、餌をねだりますが、親鳥は簡単には餌をくれません。
親鳥の一羽は逃げ、もう一羽は小さな二羽を追いかけて、走らせます。二羽を競争させ、強くてよりやる気のある者が食べ物にありつけることを教えているのです。
食べ物のために追いかけっこをすることで、体力がつき、自活する時への準備にもなります。
大人のジェンツーペンギンは、短距離なら、人間よりも早く走れるのです。
本格的な狩りが出来るまでには、まだもう少し成長を待たなくてはならない赤ちゃんペンギン。たっぷりの訓練を終えて、ようやく食べ物をもらうことができました。
たくさん動いて疲れてしまった兄弟は、日向でまどろみ始めました。お勉強のために競争させられても、ぴったりとくっついていて、やはり兄弟は仲良しなのですね。
ペンギンの可愛いヨチヨチ歩きも、こうやって「親」として振舞っている姿を見るとキリっとして見えてきます。赤ちゃんペンギンを先導していた時など、むしろ俊敏ですらありましたね!
群れで仲良く暮らしているのかと思いきや、それぞれの巣の縄張りははっきりしていることも意外でした。同類の、しかも赤ちゃんが近づいてくるぐらい見逃してくれてもいいのにと思ってしまいますが、ペンギンの世界では卵を盗まれてしまうこともあるようなので、親がピリピリするのもわかる気がします。
大人になるまで試練は多そうな二羽ですが、お父さん、お母さんに守られてこのままスクスク育ってくれることでしょう。
海外の人々の反応を見てみましょう
・つまり、どんな種でも子供は鬱陶しいってことだ。
・ご近所ペンギン:お宅のクソガキをウチに近づけないでよ!
・赤ちゃんペンギンは何もしていないのに、あのペンギンは既に不機嫌だった。
・次章では、シャチとやり合う。ギャング・ペンギン!
・BBCプラネットは、私が何が一番好きか知っているよ…
・面白いのは、ペンギンには膝があるってことだ。だから彼らは一生スクワットしているようなもの。
・歩くだけでもとても大変そうに見えちゃうのよね。ほんと、ペンギンってかわいい。
・でも、なんで人間の側で営巣しているんだろう?
↑たぶん、建物が風よけになっているのでは? あと、人間は彼らにとって脅威ではないんだろう。
↑お腹撫で放題だから? 自分がペンギンのすぐそばに住んでいたら、絶対毎日撫でるね。お腹を撫でよう!
コメント引用元:YouTube