可愛らしい姿かたちに上手なお歌で、人気を誇るオカメインコ。1羽飼いだとその子の性格が「オカメインコ」だと思ってしまいがちですが、2羽いると、途端に個性が際立って見えます。
今回の動画では、2羽2様のオカメインコの「嫉妬」が見られます。見事なまでに動と静の好対照の2羽。どちらが皆様の心に響くでしょうか?
Jealous Bird Pecks Owner’s Hand When She Pets Another Bird – 1128919
ママの手は、自分専用だもん
椅子の背に、2羽のオカメインコが仲良く止まっています。そこに現れた飼い主さん。すーっと手を伸ばして、白い方のオカメインコを包み込みました。
その瞬間です。黄色オカメが猛烈につつきにやって来ました! キャルキャル言っているのは、「ゆるせなーい!!!」という心の声そのものに感じられます。思いなしか、眼も吊り上がって見えますよね。
少し経って、黄色オカメが撫でてもらう番になりました。途端に穏やかな表情になる黄色オカメ。白オカメは先に撫でてもらっていた余裕か、静かにそれを見守っています。
しっかりと撫でてもらっている黄色オカメを見ていたら、白オカメもちょっと心配になって来たようです。様子を伺いに近寄ってきました。
心配ありません、白オカメさん。ちゃんと自分の番が回ってきましたよ。そして一瞬にして、また小突き回されるママさんの手がちょっと気の毒です。
公平なママさんは、また黄色オカメに。今度は嫉妬が抑えられず、頭を押し付けて訴える白オカメ。同じオカメインコでも、ずいぶんと違った愛情表現をするものです。
その後もしばらくママさんとの触れ合いタイムは続いたようですが、パターンは変わりませんでした。黄色オカメはぷんすかと猛烈にアピール、白オカメは静かにぴとっとくっついて訴える…本当に、性格が表れていますね。
こちらの動画によせられた海外視聴者のコメントは「可愛い!」という内容が多数でした。「動物はみんな嫉妬深いんだよ。人間のは受け付けないけど、動物のはOK」と、動物ならではの可愛さを称える方も。
元のコメント主さんからのお返事はありませんでしたが、フワフワの毛が生えているし、言葉でややこしいことを言ったりしないから、たしかにオカメインコの嫉妬の方が許容可能かも、と筆者は思ってしまいました。可愛いですものね!