2020年2月6日、NASAのクリスティーナ・コック 宇宙飛行士が女性では最長記録である328日に宇宙空間滞在を終え、カザフスタンに着陸しました。
定められた健康診断等を終え、自宅に戻ったコック宇宙飛行士を出迎えたのは、愛犬のサディー・ルー。数週間出張に行っていたママが帰ってきたのでこの犬は喜んでいるんですよ、とご紹介しても通用しそうなくらい、当然のようにママを歓迎しています。
一年間全く会えなくてもママのことを忘れることなどなく、帰宅を待ち焦がれている様子にジーンときてしまいます。
Astronaut Christina Koch’s Dog Welcomes Her Home After A Year In Space
ママが帰ってくるんだ!
ドアに前足をかけ、バタバタしているのは犬のサディー・ルー。通称はLBD(Little Brown Dog)だそうです。
サディー・ルー は宇宙飛行士クリスティーナ・コックさんの飼い犬で、なんと328日という女性の宇宙滞在の期間で世界最長を達成したコック宇宙飛行士の不在の間、パパと留守を守っていました。
ソユーズ宇宙船の着陸地であるカザフスタンから遂にアメリカに帰ってきたコック宇宙飛行士が、自宅に到着したようです。
ドアが開いた瞬間に飛び出して、ママの顔を確認すると、一生懸命「ママだよ、帰って来たよ」というかのようにパパに喜びを伝えるサディー・ルー。本当に可愛いですね。
もちろん喜びをぶつけるメインはママに対してです。千切れんばかりに尻尾を振って喜ぶサディー・ルーに、コック宇宙飛行士もただ”hi”と繰り返すばかり。
長期宇宙滞在後のためか、コック宇宙飛行士は座ってサディー・ルーを抱きとめています。もうそんなに”little”ではありませんものね、LBD(サディー・ルー)は。
こちらが地球に着陸した直後のコック宇宙飛行士の姿です。感に堪えない様子ですが、跳ね回り、抱きついて甘えてくるサディー・ルーに本当の意味で「帰ってきた」と思っているであろうことは、想像に難くありません。
地球帰還当日のインタビューでは、重力が恋しいかと聞かれたら「重力がないと、物を置こうとした時に困るけど、別に、慣れるから大丈夫」と答え、次の宇宙飛行にも意欲的な回答をしていた、優秀な研究者であるコック宇宙飛行士。
まずはご自身のためにも、待ちわびていたサディー・ルーとパパさんのためにも、少し休んで英気を養ってほしいと思います。
海外の人々の反応を見てみましょう
・クリスティーナ・コック宇宙飛行士の方が、犬よりクンクン言ってるよ。みんなペットが大好きさ。
・泣かないよ、泣かないってば、泣かな…って、クソ! 笑顔でも涙が出てくるよ。
・感動的なシーンだね。尻尾がビュンビュン回ってる。まるで自分が月に向けて離陸しようとしているかのよう。また会えてよかったね。
↑ある俳優がエミー賞にノミネートされた時、家族と一緒に飼い犬も一緒にお祝いしていたんだ。あれが今まで見た中で一番よかったなぁ。犬もとても喜んでいて、家じゅうを跳ね回っていたよ。
・クリスティーナさん、お帰りなさい。犬も喜んでますよ。
・あの尻尾の動きを見て!(笑)
・犬が飼い主を出迎えたことが国民的なニュースになるなんて、レベル低すぎ。男は戦争に行って死んでいるのに、これがニュースかよ!? 自分はそうは思わないね。
・犬は素晴らしい。猫が誰かが帰ってきたからといって、こんなふうにするのを見たことがない。
・犬は可愛い。犬は、どれほどの時を経ても、無償の愛を与えてくれる。ちゃんと覚えていて、愛していてくれるんだ。
コメント引用元:YouTube