海の救助犬と呼ばれるニューファンドランド・ドッグ。この犬種は、カナダ東岸に位置するニューファンドランド島で漁業犬として活躍してきた歴史を持ちます。厚い被毛と高い心肺機能は、氷の海でも体温を奪われずに溺れた人間を岸まで運ぶのに役立ちます。さらにその強靭な筋力は、船から船へロープを渡す作業や、網を引く作業をサポートします。
過酷な気候下で漁師さんたちのお仕事を手伝う頼れるパートナーとして愛されてきた彼ら。現在でも、大型タンカーの甲板で乗組員を手伝うニューファンドランドの姿が見られるそうですよ。
リトアニアの投稿者さんが管理するYouTubeアカウント『Dogs Lаnd』では、元気なニューファンドランドの子犬たちが紹介されています。幼いながらもその仕草に垣間見える強さの片鱗をぜひ、ご確認ください。どうぞ!
Puppies playing tug of war
唸り声は一人前!強く優しく成長中
リトアニアの都市ウクメルゲに暮らすユーラッテ・バルカウスキエネさん。ニューファンドランド・ドッグをこよなく愛する彼女のお宅で、2歳になるレックスくんとゴールディちゃんの間に子犬が生まれました。
生後5週間のテディベアみたいな見た目の子犬たちは、どの子も女の子だそうです。区別が付くように首輪の色が目印になっていて、既に全員貰われ先が決まっているとの事。
唸り声を上げながらおもちゃを引っ張り合う2匹。見た目はそっくりですが、じっと耐え忍ぶ戦法と振り回し揺動作戦とで、それぞれの戦い方に性格の違いが表れています。お互い譲りません。
いったんはゴールドの首輪の「振り回しガール」の方に軍配が上がりますが、すぐに緑の首輪の「耐え忍びガール」が反撃に出ます。しばらく綱引き状態が続いた後、緑の子がおもちゃを奪い返しました。こうやって全力で遊んでいる内に、自然と強靭な身体が出来上がって行くのでしょう。
超大型犬と呼ばれるニューファンドランドの成長は急激なため、このテディベアたちも2ヶ月もすれば10kgを超えるほどの体格になる予定です。
先ほどの緑の子が別の子と、また別のおもちゃの取り合いを始めたようです。こちらでも、ヒートアップする唸り声が聞こえて迫力ありますね。お互い粘り強く戦いますが、最後には疲れたのか、2匹で仲良くおもちゃをカミカミしています。
みんなで一緒に過ごす貴重なこの時期には、体力作りと同時に、優しさや社交性もじっくり身に付けて欲しいところ。近い将来、強くて優しい大人になった彼女たちは、それぞれどんなご家族と暮らしているのでしょう。どの子もたくましく成長しながら、幸せな笑顔と愛情を思う存分勝ち取れますように。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・可愛くてやんちゃな子犬たちね。遊んでるところを見るの大好きです。
・パピーランド(Puppy Land/子犬の国)では自宅にこもるのも天国に違いない。
・あぁ、ちょっとかわいすぎる。
・あら大変これは一大事だわ。耐えられない。ニヤけすぎて表情筋が痛い。
・赤ちゃんは大きな可愛いぬいぐるみになるだろね。
・かわいいにも程があるだろ😍
・封鎖されてもこの子らと一緒ならきっと楽しいな。
・ニューファンドランドって最高の犬種。
・彼らの美しさ、優しさったらないよね..😄
・子熊ちゃんたちすごく大きくなってる。
コメント引用元 : YouTube