猫は自分の頭さえ通ればどこでも通り抜けられる、という説、ありますよね? 猫が色々な場所を器用にすり抜けていく姿を見て、この説を信じていたのですが、ウクライナの猫ちゃんはどうも違ったようです。
飼い主さんの徐々に小さな穴を設置する実験にのってくれたプーシクは、すりぬけ力を惜しみなく発揮してくれるのですが、意外に早く限界に達します。
俗説を信じていた皆さまも、そうでない皆さまも、無邪気に頑張る可愛いプーシクの姿をお楽しみください。
Reducing Hole for the Cat. When will he stop?
何センチまで、通れるかな?
穴から這い出てきたこのハチワレ猫ちゃんは、ウクライナで飼われているプーシクです。CatPusicのYouTubeチャンネルで、可愛い日常の姿と色々な猫ちゃん実験を披露してくれています。
今日のこの穴に直径が表示されているのは、これが何センチまで通り抜けられるかな?実験だからです。猫は頭さえ通ればどこでもすり抜けられるそうですが、猫の頭は何センチまで通れるのでしょうか?
まず最初の20㎝の穴は、余裕ですね。スルッと通り抜けています。
お次の15㎝は、胴体部分に隙間も見えますが少しきつくなったのか、前脚のクロスが深くなりました。
13㎝では、モデル歩きのような完璧なクロスに。目つきも鋭くなってきました。
12センチ。 穴を通る前に逡巡する時間が長くなり、小首を何度もかしげていましたね。
もはや脚はクロスではなく、胴体自体が斜めになって出てきました。 こちらまで力んでしまう真剣な眼差しで、グイッと抜け出します。
11センチになると、右に左にと穴をくまなく調べ、ますます躊躇いが大きくなります。
力技で通りました! 頑張る後足が愛らしいです。
10㎝では、上体を使って実地調査もしていました。頭を前脚を何度か突き出してみて、決心がついたプーシクさん。後ずさりをして、ダッシュ! 元気ですね。
せっかくの助走でしたが、結果はこの通り、見事玉砕です。
頭が通っても通り抜けられないんだ、といつしか常識として信じていた俗説が覆されて、ショックだった一瞬です。自分に期待された任務のために全力を尽くしたプーシク君には申し訳ないのですが、ここで力技でなく、技術力勝負に出てくれたらと願わずにはおれません。
任務を粛々と果たす真面目そうな姿から、一転してドカーンと行くぜ!と切り替わったプーシク君が楽しかったので、今日のところは引き下がろうと思います。
海外の人々の反応を見てみましょう
・プーシクが通り抜けの前に注意深く調査するところが好き。どれくらい頑張ればいいのか計算しているみたい! とっても皮しくて賢いわね!
↑1:43のところで、計算ミス。
↑猫は髭を使って、狭い所を抜けられるか測っているはずよ。
↑うん。髭の長さで入れるかへ入れないか測っていたと思う。
・スタートダッシュをかけようとするところで、抱腹絶倒! 可愛い! 好きだ! この子を愛さずにはいられないよ。
↑同感!
・われわれ人間もいつも、洋服で同じことをしているよね。
↑ヤバ!
・ブルース・リーはかつてこう言った。「水の如くあれ」。プーシクは従った。
・プーシクは素晴らしい思索者だ。解決策を考えるだけの思考力がある。そして飼い主さん、あなたもそんな彼に刺激を与え続けるのが凄い。これまでのクリエイティブな諸々でよく分かるよ。あなたたちがお互いに出会ったことが喜ばしい。
コメント引用元:YouTube