「ゼウスはもう良い大人なので、おもちゃはとっくに卒業したはずなのに」と、飼い主さんも呆れています。2009年生まれのシベリアンハスキー、ゼウスくん。わがままエピソードを沢山提供してくれる彼をご存知の方も多いのではないでしょうか。
最近、お尻の肛門腺が破れてしまって(イテテ)、治療のためにエリザベスカラーを装着中です。そのストレスからか、飼い主さん曰く「卑怯にもこっそりと」、ぬいぐるみを引き裂くいたずらの現行犯として今回の動画に捉えられました。そしてそのぬいぐるみとは、弟分のシェパード、ケーデンくんがおばあちゃまからもらったロジャーラビットで、ケーデンくんの大のお気に入りだったとの事。
いつも優等生のケーデンくんは、わがままゼウスくんのいたずらに対してどんな反応を見せてくれるのでしょう。ご注目ください。どうぞ。
Stubborn Husky destroys brother’s toy
ぼくはちっとも怒ってないぜ、アニキ
ケーデンくんが、カメラを構える飼い主さんに何か言いたげな視線を向ける奥で、横たわるゼウスくんの後ろ姿。その周囲には、白い綿がフワフワと飛び散っています。あぁ、なんて状況がよくわかる雄弁な1コマでしょう。その白い綿、誰かが悪い事しなければ、散らかるはずないですよね。
「何をしてるの?」と、飼い主さん。
弟分のケーデンくんの背中越しに、「それはケーデンのお気に入りのおもちゃじゃないの。なんてことしちゃったの?」と問い詰める飼い主さん。
ゼウスくん、言い訳がましく「クーン」と高い鳴き声で応えています。お尻の傷の治療中で、でっかいエリザベスカラーを付けられたゼウスくんは、身軽で元気なケーデンくんが羨ましかったのでしょうか。
「ゼウスがやったのね?あぁ、かわいそうなケーデン。“もうゼウスにはおもちゃ貸してあげないよ”って言ってるわよ?」と、追い討ちを掛ける飼い主さん。ロジャーラビットをケーデンくんに手渡します。
それを目で追うゼウスくん。大変哀しそうな表情を見せていますが、被害者はケーデンくんの方なのでは?!
「ケーデン、大丈夫?」と飼い主さんに気遣われると、いたずら犯人のゼウスくんを目の前にしながらも尻尾を振ってご機嫌そうな様子のケーデンくん。
コメント欄には、彼への称賛の声がたくさん寄せられています。ゼウスくんを許してあげているかのようなケーデンくんの寛大な仕草に、胸を打たれた人々が多いようですね。
目を逸らしつつ、ケーデンくんに近寄るゼウスくん。「ごめんな」って、伝えているところでしょうか。「良いよ。アニキも手術、大変だったもんね」と、ケーデンくんの優しい返事が聞こえてきそう。
表情豊かなハスキーとシェパードのドラマチックな兄弟愛が眩しいエピソードでした。
海外の人々の反応を見てみましょう!
・ゼウスが振り向きざまに「へっ、いただいとくぜ」って言ってる感じする。
・ケーデン、なんて優しくて気前良くて寛大な奴だ。
・チッ。ケーデン怒らなかったな。持つべき物は、ケーデンみたいな兄弟だよな。
・情けない鳴き声が最高だな。装具のストレスのせいかな😃
・いっつもケーデンが気の毒でたまらないの。
・なんてことだ!ケーデンは本当によく我慢してるな。まず泣き叫びたいのを堪えて、さらに自分のおもちゃも犠牲にしてる。
・「違うよ、ぼくは被害者だ」
・誰がロジャー・ラビットを殺めたか、私たちが知らないとでも思う?
・かわいそうにケーデン。お気に入りのおもちゃがないなんて。
・ゼウス「じゃあさ、ママ。ケーデンにはおもちゃを2つ買ってあげなよ。1つはぼくが引き裂く用。1つは奴が遊ぶ用に…まぁ、ぼくが頂くまでの間って意味だけど。」ケーデンは良い子ね。聞き分けの良い兄弟だわ。
コメント引用元 : YouTube
高齢ハスキーのゼウスくん、お尻の傷をしっかり治して、これからもたくさんのほっこりエピソードを見せてほしいですね。ゼウスくんのわがままエピソードに興味のある方は、下記リンクをご覧ください。弟分ケーデンくんの活躍も面白いですよ。
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